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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

生徒が自主性を伸ばして
将来設計を描ける進学塾

 

生徒の自主性を重視し、将来設計をサポート

 
石黒 お二人が生徒を指導するうえで、大事にしていることはなんでしょうか。
 
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執行役員の澤田航太さん
澤田 最も重視しているのは、生徒の自主性ですね。生徒それぞれが将来どうなりたいのか、そしてなぜその大学に入りたいのかをしっかりと具体化したうえで、大学受験をサポートすることをコンセプトにしています。例えば、将来は美容師になりたいという生徒がいれば、大学を受験するよりも美容の専門学校で学んだほうが良いケースもあると思うんですよ。もしその生徒が専門学校に入ると決めたのであれば、私たちはそれを本気で応援したいんです。ですから、ただ単に難関大学の合格を目的にしている塾というよりも、その生徒の将来に向けた道筋を歩むためのサポートをすることを意識しています。
 
石黒 素敵なお考えですね。そこが一般的な学習塾とは異なる大きな特徴だと思いますよ。私の子どもたちも、私自身がこうしなさいと口を出したわけではなく、それぞれがやりたいことや行きたい学校を考えて選択していきました。そういう自主性が身に付けば、人生でも迷わずしっかりと歩んでいけますからね。
 
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近藤 本当におっしゃる通りですね。それと、生徒とのコミュニケーションも大事にしています。せっかく講師が近くにいても、話しかけにくい雰囲気では気軽に質問できませんからね。ですから、普段の会話にも冗談を交えながら、生徒がいつでも質問できるような、明るい雰囲気を意識しています。実は未だにかつての教え子たちと交流が続いていて、飲みに行くこともよくあるんですよ。私は、一般的に高校時代が人格形成の最後の場であると考えています。その生徒が高校時代に関わった大人たちによって、今後の人生が決まってくると考えています。そのため、出会ってよかった、人生が変わったと思えるような先生にならなければならないと思うんです。
 
石黒 先生がそれほど親身になってくださると、生徒たちもより一層やる気になるでしょうね。私も学生の頃、悩みを真剣に聞いてくれたり、進路について親身になって指導してくれたりした先生との思い出は鮮明に覚えていますから。生徒たちの将来にもとても良い影響を与えられるのではないでしょうか。