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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

生徒が自主性を伸ばして
将来設計を描ける進学塾

 

生徒一人ひとりに適した勉強を手引きする

 
清潔感ある塾の内観
清潔感ある塾の内観
石黒 最近では、私が受験生だった時代とは勉強の仕方も大きく変わったと思いますね。私の息子も、YouTubeを見たり、スマートフォンのアプリを使ったりするなどして勉強しています。
 
近藤 そうですね。近年、動画で学習するサービスも増えてきています。正直なところ私自身、学習塾などで講師が勉強を教えるよりも、そのような学習サービスやアプリなどを使うほうが効率が良いと思うんですよ。しかし、動画で見て学ぶだけでは、結果をただ覚えるだけになりがちで、なぜその答えになるのかといった経緯や理由、いわゆる“行間”までは知ることができません。ですから、当塾では自習をメインにはしているものの、生徒が疑問に思った部分を、私たちに質問することで補助する役割を担えればと考えているんです。
 
石黒 なるほど。確かに自ら進んで勉強しようという生徒には、動画などで学習するのは効率が良いのかもれません。でも、生徒によっては向き不向きもあるでしょうし、そればかりが良いわけではないですよね。
 
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授業では生徒とのコミュニケーションも大事に

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面談でも生徒の自主性を重視したサポート
澤田 おっしゃるように、講師が概要を説明しながら指導する従来型の学習方法が適している生徒も当然いますから、そのどちらにも対応できる体制を整えています。生徒によって勉強のスタイルも変わってきますし、そもそもどの生徒も最初は勉強の仕方がわからないというところからスタートするんですよね。それこそ動画で学べば良いのか、辞書や教科書を書き写すのが良いのか、何がその生徒にとって最適なのかは勉強を始めてみなければわかりません。ですから、あらかじめどのようなスタイルでも良いようにガイドラインを用意しておき、その生徒が自分自身にあった勉強の仕方を見つけたうえで指導をしているんです。
 
石黒 自主的に学習する生徒もすべて一人で解決できるわけではないですから、いつでも質問できる先生が身近にいてくださるのが良いですね。それに、学習する環境によっても、学んだことがしっかり身に付くかどうか変わってくると思います。例えば、試験中に隣の席の生徒がペンをトントン叩いてるだけでも気になって集中できないということもありますよね。静かなところで一人だけで勉強しているだけだと、いざ試験に挑むときに、ちょっとした周囲の影響で集中力が切れてしまうのではないでしょうか。
 
近藤 素晴らしい着眼点ですね。石黒さんの言う通り、周囲の騒音に慣れるのも、集中力を維持するための訓練としては大事です。私たちも、生徒に対して身に付けてもらわなければならないポイントだと考えているんですよ。
 
石黒 生徒それぞれにあった勉強方法を見つけられて、どんな環境でも集中できる対応力も身に付けられるのは大きな力になると思います。