チャレンジ精神溢れる
総合環境分析機関
会社が1つになるよう意識改革を促す
三浦 サッカーでいえば選手に直接指導するのではなく、ある程度、選手とコーチのコミュニケーションに任せるタイプの監督ですね。将来、次世代が会社を運営していくための、つなぎ役としての役割も果たしていらっしゃるわけだ。そこまで考えて経営するのはなかなか難しいことだと思うし、素晴らしいと思います。他にも社内整備の点で、重点的に取り組んでいることはありますか。
松倉 そうですね。もともと当社は支店や営業所が地域の実情に合わせた業務をしていた関係で、事業所ごとの独立性が高かったんですよ。でも、他の事業所にまわせばできる仕事を、「うちではできません」と勝手に断ってしまうようなマイナス面もあった。さらに、2011年に同業他社を吸収合併して八王子事業所を開設したのですが、元は別の会社だったために、どんな仕事をしているのかよくわからない。会社としての一体感が出ないという弊害がありました。今は各事業所や支店ごとに人員の交流を図るなど理解を深め、どこでも同じ仕事ができるよう、社員の意識変革を促している真っ最中です。
三浦 常に一体感を持ってプレーするのは、サッカーでも最も大切なこと。難しい作業かもしれませんが、チームづくりでは絶対に実現しなければならないポイントです。
松倉 おっしゃる通りだと思います。この業界は、時代の流れに左右されることが比較的少ない業種なので、コツコツ努力すれば報われる面がありますね。その中で当社は、社内改革を進めながら、同時に新しい仕事にも積極的に挑戦しています。ルーティンワークから外れた業務を請け負うことに消極的な同業他社が多いのですが、当社は「困ったことがあったら、なんでも言ってきてください」とお客様に伝えることをモットーにしています。
三浦 未知の仕事でも顧客のためになるのであれば、チャレンジすることを厭わないわけですね。
松倉 ええ。たとえ難しい仕事でも、どうすれば実現可能かお客様と一緒に考えて、どうしても無理ならできる会社を探して紹介する。そこまでやってようやく達成感を味わえるし、人間同士の信頼関係が生まれると思うんですよ。新しい仕事との出会いは発見があっておもしろいですし、お客様と改善策を考えながら、そうした新しいことを楽しめるのが当社の強みです。これからも私を含めて、自分の限界を決めずに様々な仕事にチャレンジしていきます。
三浦 これからもそのチャレンジ精神を大事にして、ぜひ頑張ってください!
「仕事を楽しむ」とは‥
新しい仕事との出会いが楽しいです。未知の仕事を依頼された時、自分たちで工夫をしてお客様に応える。それで喜んでいただけた時が、本当に嬉しい。この仕事にはそんな新しい出会いがたくさんあるので、飽きることがありません。
(松倉達夫)
:: 会社概要 ::
■ 社名 | 株式会社日本公害管理センター | |
■ 東京本社 | 〒184-0003 東京都小金井市緑町4-6-32 | |
■ 千葉支店 | 〒286-0134 千葉県成田市東和田348-1 | |
■ 埼玉支店 | 〒350-0831 埼玉県川越市府川1281 | |
■ 八王子事業所 | 〒192-0902 東京都八王子市上野町88 | |
■ 神奈川営業所 | 〒215-002 神奈川県川崎市麻生区片平7-1-18 | |
■ 鴨川営業所 | 〒296-0101 千葉県鴨川市北小町582-4 | |
■ 事業内容 | 水質検査/大気質測定/アスベストの調査・分析/土壌分析/廃棄物調査/騒音・振動調査/作業環境測定/各種分析・試験/廃水処理施設等保守管理/貯水槽清掃/排水管清掃 | |
■ 創業 | 昭和46年6月 | |
■ 従業員数 | 37名 | |
■ ホームページ | http://www.nkkc.co.jp |