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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 宮城県出身。約15年間看護師として従事した後、1999年にフラワーデザインスクール「アトリエPOSY」を設立。浦安市青少年対象植物造形講師をはじめ幅広く活動し、2003年には「アトリエPOSY津田沼校」を開校した。2006年からは日本フローラルデザイナー協会理事を務め、2008年にはフラワーショップをオープン。2011年、一般社団法人植物ケアデザイナー協会を設立し代表に就任した。【ホームページ
 
 
 
アロマテラピーや園芸療法を例にあげるまでもなく、植物の癒しの力は大きいことが知られている。そんな植物を使ったリハビリ(作業療法)やケア――植物ケアと総称――を本格的に医療現場に導入しようと奮闘しているのが日本植物ケアザイナー協会の松戸圭子代表だ。看護師としてのキャリア、フラワーデザインの高度な知識と技術を併せ持った松戸代表が見つめる植物ケアの未来とはどんなものか。これまでの歩みとともに、そのビジョンに迫った。
 
 
 

植物ケアデザイナーの育成に尽力

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 フラワー学院&花工房・アトリエPOSYの松戸代表は、日本植物ケアデザイナー協会の会長でもいらっしゃるんですよね。
 
松戸 はい。植物ケアデザイナーは、子どもから高齢者を対象に、様々な植物素材を使い、五感を通して心と体の健康維持、ストレス緩和、慢性疾患患者さんの機能維持など、目的に応じたアプローチが行えるプロフェッショナルです。その育成を行う協会の直轄指定校がこのアトリエPOSYです。
 
水野 ということは、植物ケアデザイナーになるためにはアトリエPOSYさんで必修科目を受講する必要がある。
 
松戸 そうです。と言っても、フラワーデザインやフラワークラフト、押花にブーケ、ラッピングといった普通のフラワー教室の内容も教えています。少人数制またはマンツーマンの、生徒の皆様の個性を大切にしたレッスンです。
 
水野 きめ細やかな指導をしていただけそう。どんな生徒さんが多いですか?
 
松戸 趣味で楽しみたい方からプロを目指される方まで様々ですね。どのような方でも、造形の基本を学んでいただき、正しい花の扱いをきちんと習得したうえで、個性溢れる作品がつくれるよう指導します。
 
水野 松戸代表の熱意と、心が安らぐ教室。生徒さんのことを大切に考えていらっしゃるのが伝わってきます。