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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客目線と現場主義で
未来を見据えた家づくり

 
 
三浦 サッカーの世界も同じですよ。ぼくは全国のサッカースクールを廻っていますが、子供たちやスタッフの意見を取り入れて新しいメニューをつくるのが楽しくてしょうがない。一方的に「こうやれ、ああやれ」と言うよりも、会話をして希望を聞きながらプランを練ると、さらにいいものができてサッカーが楽しくなる。これは家づくりも変わらないんでしょうね。
 
池野 同じだと思います。家づくりの仕事は、最終的に施主様に喜んでいただくのが目的です。そのために施主様と対話を重ね、常にベストなプランを出せるよう考え続けることが大切でしょうね。
 
 

ビルや店舗、福祉施設などもお任せ

 
三浦 建築事務所というと、なんとなく建築士が好き勝手に奇抜な家をデザインするというイメージもあったのですが(笑)、池野代表のお話を聞いて建築の奥深さがわかると同時に、徹底して施主様のために仕事をする誠実さが伝わってきました。竣工後も施主様の家に様子を見に行くようなこともあるのでは?
 
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池野 はい、1年後、2年後には必ずおうかがいして、住み心地はどうか、お聞きするようにしています。その時に「いい家だよ」と言っていただけるのが、この仕事の何よりの楽しみですね。
 
三浦 一番嬉しい瞬間でしょうね! 今後についてはどんな展望をお持ちですか。
 
池野 これからも地元で住宅やマンションの仕事を続けていきますが、今後はオフィスビルや店舗、福祉施設のデザインなども今まで以上に積極的に手がけたいですね。もちろん、どんな建物でも住む人、使う人の目線を忘れずに、その分野に適した建築にしたいと思っています。
 また、今後は人口の減少で住宅過多の時代になると言われています。家族が少なくなり必要以上の大きい家などは、減築やリノベーションなどもご提案していきたいです。
 
三浦 建築の仕事は学ぶことが多く、勉強に終わりはないと思います。どうぞ、常に斬新なアイデアを盛り込んで池野代表らしい家づくりを続けてください。期待していますよ!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私の場合、楽しむというよりもお施主様に楽しまさせていただいている感覚です。一生に一度の買い物だから、いろんなところで情報を得ていただいて、それと比べていただいても構いません。そうやってお客様も一緒に家づくりを楽しんでくださるといいなと思います。
(池野健)
 
 :: 事業所概要 :: 
     
   ■ 事業所名 池野健建築設計室
 ■ 所在地 〒350-2213 埼玉県鶴ケ島市脚折1410
 ■ 事業内容 建築設計・監理
 ■ 設立 平成14年3月
 ■ 主な取引先  ㈱リンク/協和建設工事株式会社/齊藤建設/木村佳央建築構造設計室/三浦建築設備設計/有限会社マイスター・コーポレーション
 ■ ホームページ http://ikenotakeshi.jp/
  http://www.houseco.jp/profile/architect/1812 (ハウスコ)
 ■ メール t.ikeno-2002@kdr.biglobe.ne.jp