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コラム ほめ達!の「未来を拓く言葉たち」第1回 夢を実現させるもの、それは言葉 ほめ達!の「未来を拓く言葉たち」 一般社団法人日本ほめる達人協会 理事長 西村貴好

コラム
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「ほめ達!」公式グッズのメモ帳、「ほめも」
皆さんこんにちは。日本ほめる達人協会理事長の西村貴好です。先月までの連載、「ほめるは人のためならず」に引き続き、新たなシリーズをスタートします。タイトルは、ほめ達!の「未来を拓く言葉たち」――。この連載では皆さんが普段何気なく使っている“言葉”に焦点を当てます。
 
実は私、格言や名言のマニアなのです(笑)。協会の本棚には古今東西の名言や格言を集めた書籍が何十冊も収められています。そうした言葉を活用しながら、自分自身でもオリジナルの格言を考案するなど、言葉の使い方についてのトレーニングを欠かさないようにしています。
 
そこでこの連載では、様々な格言・名言、そして私自身のオリジナルの言葉などを紹介しつつ、皆さんと一緒に未来を切り拓いていく言葉を獲得するためのトレーニングをしていきたいと思います。ぜひ皆さんも、自分自身の名言をつくってみてください。
 
 

夢は口に出してこそ実現する

 
人間の体は食べ物でつくられますよね。では、心は何によってつくられると思いますか? それは言葉です。心は言葉によってつくられるのです。言葉を使わずに何かを考えることはできません。ですから、どんな言葉を使うかによって、思考・人格にも影響を及ぼすのです。そして言葉の使い方をトレーニングして自分自身の発する言葉を磨き、口に出していくことは、自分の思いを磨くこと、自分の人格を高めること、さらには自分の思いを実現することにもつながります。
 
思いを実現することを、「夢を叶える」と言いますね。私は常々、「口にするのが恥ずかしいくらいの夢を持て。そして、常にそれを口にせよ」と協会に所属する方々に言っています。そうです、夢は口にするべき。口に出し続けてこそ実現するものなのです。
 
ちなみに私の夢は、「ほめ達!」が2025年にノーベル平和賞を受賞することです。「何を言っているんだ?」「頭がおかしいんじゃないのか」という意見があるのもごもっとも(笑)。しかし、途方もない話でも恥ずかしがらずに言い続けると、実現に近づくものなのです。ただしその夢について、本人が本気で信じているかどうかが重要なのは言うまでもありません。
 
 

本気を確認するための3つのバロメーター

 
では、自分がどのくらい本気なのかをどのように知ればいいのか。それを確認するバロメーターがあります。
 
1つめは、恥ずかしいと思っていないか――。夢を口に出すことが恥ずかしいと思っていれば、その思いは本気ではありません。他人にどう見られるかを気にしているようでは、本気とは言えません。
 
2つめは、誹謗中傷もアドバイスと思えるか――です。確かに今の自分にはまだ無理な夢かもしれない。でも、誹謗中傷でも真摯に受け止め、改善すべきところは改善する。これができれば、本気です。
 
そして3つ目、協力者が現れるかどうか――。「その夢を実現するためには、こんな人の協力を仰いだらどうか」「私にもお手伝いさせてください」。こういう方々が現れたら、あなたの本気度、つまり熱意が周囲に伝わっている証拠。ジョン・レノンの妻で音楽家のオノ・ヨーコ氏は、「1人で見る夢は夢でしかない。しかし、誰かと見る夢は現実だ」と言いました。そう、「熱意は人から人へ伝わる」のです。
 
 

夢を口にし続けると、世界が変わる

 
人に言うのが恥ずかしいほどの夢を持ち、それを口にする。それは自分自身が本気になって、一生懸命やるということなのです。その思いが本気であれば、助けてくれる人は必ず現れます。はるか遠くにあると思っていた夢も、臆することなく口にして一歩を踏み出してみると、世界は変わってくるのです。
 
では最後に、私の生き方に多大な影響を与えた名言を紹介します。それはインド建国の父と呼ばれるマハトマ・ガンディーの「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」という言葉です。「明日死んでも悔いのないように行動しなさい。そして、永遠に生きるようなつもりで、常に学び続けなさい」と言っています。要するに、「日々、一生懸命行動し、勉強し続けなさい」ということですね。
 
私はこの言葉を肝に銘じながら、「ほめ達!」の活動を続けてきました。夢を実現するためには、一生懸命になること。本気で実現できると信じること。そして、それを口に出し続けること。そうやって私は、着々と自分の夢に近づいていることを、日々実感しています。皆さんも大きな夢を持って、それを公言し続けてください! それではまた次回、お会いしましょう!
 
ほめ達!の「未来を拓く言葉たち」
第1回 夢を実現させるもの、それは言葉
 
(2017.4.21)

 著者プロフィール  

西村 貴好 Nishimura Takayoshi

一般社団法人日本ほめる達人協会 理事長

 経 歴  

1968年生まれ。大阪府出身の「泣く子もほめる!」ほめる達人。ホテルを経営する家の三代目として生まれ、経営術を学びつつ育つ。関西大学法学部卒業後、大手不動産に入社して最年少トップセールスを樹立。その後、家業のホテルを継いで経験を積み、2005年に覆面調査会社「C’s」を創業する。短所ではなく長所を指摘することが調査対象の企業成長に効果があると発見し、「ほめる」ことの重要性に気付く。数々の実績を上げる中で、2010年2月に「ほめ達!」検定を実施する、一般社団法人日本ほめる達人協会を設立し、理事長に就任。以降、検定を通じて「ほめ達!」の伝播に尽力している。著書に『繁盛店の「ほめる」仕組み』(同文舘出版)、『ほめる生き方』(マガジンハウス)、『心をひらく「ほめグセ」の魔法』(経済界)、『泣く子もほめる!「ほめ達」の魔法』(経済界)、『人に好かれる話し方41』(三笠書房)などがある。

 日本ほめる達人協会オフィシャルサイト 

http://www.hometatsu.jp

 西村貴好オフィシャルブログ 

http://ameblo.jp/nishitaka217/

 フェイスブック 

https://www.facebook.com/hometatsu

 
 
 
 

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