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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

電気の困りごとを解決! 地域に根差した電器店
有限会社アイデンシステム 代表取締役 出浦陽文

 
プロフィール 埼玉県深谷市出身。地元の熊谷工業高校電気工学科を卒業。電器店を営んでいた父親の影響もあり、学生時代は電気工学を専門に学ぶ。芝浦工業大学電気工学科を卒業後、(株)東芝のグループ会社に就職。液晶テレビ「REGZA」の開発に携わった。その後、2008年に父親の跡を継ぎ、(有)アイデンシステムの代表取締役に就任。技術者だった経験を活かし、家電の販売や設置など、地域に密着した業務を手がけている。
 
 
 
埼玉県熊谷市で電器店を運営する有限会社アイデンシステム。代表取締役の出浦陽文氏は、学生時代から電気工学を専門に学び、株式会社東芝のグループ会社で液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の開発にも携わった経験を持つ、家電製品のプロフェッショナルだ。出浦社長の、仕事に対する熱い思いを詳しく聞いた。
 
 
 

液晶テレビ「REGZA」の開発に携わる

 
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インタビュアー 石黒彩 (元モーニング娘。)
石黒 埼玉県熊谷市の電器店、有限会社アイデンシステムの出浦社長。以前は「REGZA」の開発の仕事をしていたそうですね。
 
出浦 はい、東芝のグループ会社に勤めていた当時、REGZAのメイン基板の音声回路設計、基板の温度管理などを行っていました。
 
石黒 世界的にも有名なREGZAの開発に携わっておられたとは驚きです! そのご経験も今のお仕事に役立っていそうですね! 出浦社長は2代目と聞いています。
 
出浦 ええ。弊社はもともと父親が立ち上げたイデウラ電化サービスという個人の電器店でした。その後、パソコンの時代が来るから幅広く対応できるようにという理由でアイデンシステムという会社名になったんです。私は東芝のグループ会社を退職後、経営を受け継ぎました。父は現在も事業に携わっていて、46年にわたる業界経験を持っております。地域に親しまれる、いわゆる“町の電器屋さん”として現在も二人で仕事をしています。
 
石黒 お父様の経験年数と2代目の出浦社長のご経歴を聞いただけでも、頼もしい電器屋さんだということがわかります。そんな御社の魅力について詳しくお聞きします。