宮地　誰かの役に立ちたいという強い気持ちがなければ、その大変な生活は続けられなかったと思います。実際にご自身が体験して、変化などはありましたか？
 
三宅　3ヶ月ぐらいしたら、体に劇的な変化が起きました。とてつもなく体の調子がよくなり、何日もかかる量の鍼灸の課題を1日で全部できたり、2時間走っても疲れないようになったりと、気力、体力、集中力が格段にアップしたんです。ピラティスは単にリハビリ方法として優れているだけでなく、全身をうまく使えるようになり、一箇所に負担が集中しないので腰や膝が痛くなる心配もないんだと、身をもって知ることができましたね。
 
宮地　実体験なのでより説得力がありますよ。これでNika活鍼ピラティス院さんの3本柱が見事に揃ったわけですね！
 
三宅　そうですね。3つとも、けがや不調の改善に良いですよと、自信を持って勧められるようになったと思います。鍼灸の専門学校を卒業後は、整骨院で3年間働いてから、当院を開業しました。高校時代にテニスのプロになりたいと両親に言ったときも、治療の道で独立すると周囲に伝えたときも、反対されたり心配されたりすることが多かったのですが、私はそういう声を聞くと、むしろ奮い立って頑張れるほうなんです。一番励みになったのは、整骨院の患者様からご指名が増えたことですね。治すというプロセスを自分の技術で提供できるようになったのかなと、背中を押された気がします。
 
宮地　あらためて、三宅代表の施術に対する情熱の源泉は、どんなところにあると思いますか？