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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 
 
バスケットボール選手だけでなく、経営者としての一面も持つ髙田さん。現役だからこそ伝えられること、与えられる影響があると語る髙田さんに、運営する株式会社TRUE HOPEの事業についてお聞きした。
 

生で観るからこそ得られるパワーがある

 
TRUE HOPEでは、主にスポーツイベントの開催をしています。私はバスケットボールファンや、それ以外の方々とも触れ合う機会を増やしたいと思っていたんですよ。全国各地でさまざまなイベントを開催したい、多くの人に自分の思いを伝えたいと考えたときに、実行するには会社を設立することが一番スムーズだったんです。
 
バスケットの魅力を伝えることはもちろん、ただ単純に、誰かにとって良い影響を与えられたら、それだけで嬉しいですね。多くの方に知っていただいたからこそ、届く言葉があると思うんですよ。悩んでいる方や、前向きなパワーがほしいと思っている方に「自分も頑張ろう」と思うきっかけになるようなイベントを開催していきたいです!
 
今後もTRUE HOPEでの活動には力を入れていきたいと思っています。ただ、会社の設立当初から決めているのは「本業をおろそかにしない」ということ。バスケットボール選手として試合に勝つことが私の仕事なので、練習や自身のパフォーマンスに影響が出ないようにしています。
 
そうしたイベントを現役中に開催することで、私自身に興味を持ってくださって、試合会場まで足を運んでくれる方がいたら嬉しいなと思っています。バスケットに関心を持ってくださる方が増えたとはいえ、試合会場が満員になることはまだまだ少ないです。バスケットはたくさん点が入るので、応援していて盛り上がるポイントが多くて楽しいと思いますよ! オフェンスとディフェンスの切り替えが休む間もなく繰り広げられる、早い展開も魅力ではないでしょうか。ほかの競技と比べて間近で観戦できるので、選手の熱気もダイレクトに伝わってくるでしょう。ぜひ一度会場で観戦してもらえたら嬉しいです。
 
私自身、スポーツ観戦がすごく好きなんですよ。バスケット以外にも、いろんなスポーツを会場まで観に行っています。純粋に楽しいですし、生で観るからこそ得られるパワーがあるんですよね。「私も頑張ろう」と思えるんです。私の試合を観に来てくださる方にもそういうパワーを渡せるよう、これからも日々努力を続けていきます!
 
 
(インタビュー・文 中野夢菜/写真 内田大介)
 
 
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髙田真希 (たかだ まき)
1989年生まれ 愛知県出身
 
高校時代に多くのタイトルを獲得し、ウインターカップではベスト5に選出。卒業後の2008年にデンソーアイリスに加入した。2010-11シーズン、2011-12シーズンの2年連続で得点ランキング1位に。2018年からはバスケットボール女子日本代表のキャプテンを務めている。2016年のリオデジャネイロオリンピックではベスト8、2021年の東京オリンピックでは銀メダルを獲得した。

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株式会社TRUE HOPE
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(取材:2023年6月)