野村　板金・塗装修理は、一般的に車の外装部分の傷や凹みをハンマーなどで叩いて成形したり、パテを用いて表面を平らにしたりして、最後に塗装し直します。そのため修理時間はかかるものの、フレームまで歪むような大きな損傷や、引っかき傷など塗装そのものが剥がれた際の傷にも対応できるのがメリットですね。ただ、作業工程が違ったり塗料といった材料費もかかったりするので修理費用が高額になりやすいため、車の小さな傷や凹みの修理を諦めてしまう方もおられるんです。
 
石黒　確かに、ちょっとした傷でも高額な修理費用がかかると思うと、躊躇しますよね。
 
野村　デントリペアなら特殊な道具で凹みを押し出して修復するので、車本来の塗装を維持できます。作業工程が少ないため短期間で、費用も小さな凹みであれば板金・塗装に比べるとリーズナブル。ただし、あらゆるすべての損傷に対応できるわけではないので、やはり損傷の程度によって板金・塗装と使い分けることが大切ですね。凹みの大きさや修復箇所の数によるものの、かかる時間は一つの凹みにつき数十分から数時間程度なので、大抵はその日のうちに車をお戻しできます。仕事の合間に修理してほしいというタクシードライバーさんや、企業の営業職の方もいらっしゃるんですよ。
 
石黒　えっ！？　想像以上の早さです！　普段お仕事で使う社用車を長期間修理に出したりレンタカーで代用したりするのが難しい場合でも、すぐに直してもらえると仕事に支障が出なくて心強いですね。