B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

豊富な知識で信頼つなぐ
地域密着の塗装専門会社

 
 
glay-s1top.jpg
名高 それは頼もしいですね。浅山代表ご自身は、接客について普段どんなところに気を付けているのでしょう。
 
浅山 嘘をつかないことです。工事の方法や材料のことを説明する時、お客様にはメリットもデメリットも全部お話しします。地域密着とうたっている以上、契約をまとめてお金さえもらえばいいという態度ではなく、ちゃんと顔の見える業者でありたいんです。そのために、仕上げの塗装前に気付いたところを写真に撮って後で見てもらうなど、黙っていたらお客さんにわからない部分も包み隠さず伝えるようにしています。
 
名高 誠実さを貫く意味でも、プロとしての力量をわかってもらう意味でも、嘘をつかないことはすごく重要ですね。
 
浅山 正直、塗料の知識に関しては、業者の方よりも詳しいと自負しています。業者の方は商品についてのデータは持っていても、実際に使ってみたらどうなるかまでは大抵知らないんです。だからお客さんに対しても、塗料をどう使い分けたらいいか、予算との兼ね合いも考慮してどんな選択肢がベストかを、経験に基づいて提案することができます。
 
名高 それだけのサービスができれば、リピートにつながることも多いでしょうね。そこは俳優業もまったく同じで、毎回の現場で次のリピートがもらえるような芝居をしないと、生業として後がなくなるんです。だから、監督からどんな要求が来ても対応できるだけの演技の引き出しを用意しておかなければいけない。塗装業の知識と技量を蓄えるのもそれと一緒ですよね。
 
glay-s1top.jpg
浅山 わかります。浅山建装はホームページを除くと広告をほとんど打っていないので、1件の仕事が次につながるか、紹介やリピーターの有無が生命線なんです。だからこそ、自分たちだけでなく業界全体への信頼を守るためにも、手抜きやごまかしは一切できませんし、名高さんの言う通り、一回一回が勝負ですね。
 
名高 最後に、今後の抱負を聞かせてもらえますか。
 
浅山 ご縁があって壁や屋根を塗らせてもらったお客様から、10年後や15年後、また塗り直しのご依頼を頂けたら、それが一番嬉しいんじゃないかなと思うんです。一度工事に入った現場のことはすべて覚えていますよ。お客様にも覚えていていただけるクオリティの仕事を提供し、「またお願いできますか?」というご連絡が来る日を心待ちにしたいです。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
無理をしないことです。お客様のご依頼に対して、「喜んでやります」と思える状態を保っておくことが大切ですね。無理している時は仕事に限らず楽しくないと思います。
(浅山良太郎)
 

:: 事業所情報 ::

浅山建装

〒358-0055 埼玉県入間市新光493-20

ホームページ
http://paintjapan.com