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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもたちの夢を応援!
野球専門スポーツ用品店

 
 
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亀山 自身が愛用していたものと同じ道具を子どもにも使ってほしいという、親から子へとつながる思いが感じられますね。さらにこちらでは、「湯もみ型付け」も行っておられるとか?
 
藤岡 はい。新しいグラブは革が硬く、なかなか手に馴染みませんよね。そこで、グラブをお湯につけて揉んで柔らかくし、捕球しやすくするためのポケットをつくる「湯もみ型付け」を行っています。この作業はお客様のポジションやプレイスタイルに合わせて調整するため、繊細な技術と経験が必要な作業なんですよ。
 
亀山 練習で使い続けながらグラブが柔らかくなるのを待っていたら、時間がかかりますしね。とはいえ、見よう見まねでやってもうまくいきません。私は外野手でしたので、少し硬さが残っているほうが合っていまして。その微妙な調整は、やはり藤岡代表のように適切な技術と知識を持った方にお願いするのがベストですね。
 
藤岡 最近はSNSなどでも湯もみ型付けや手入れ方法が投稿されています。ただ、亀山さんのおっしゃるように見よう見まねで行った結果、道具を傷めてしまうお子さんもおられるんです。
 
亀山 それはいけませんね。革製品は形が変わってしまうと元に戻りませんから、やはりプロに相談してほしいですよ。
 
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藤岡 だからこそ私は、グラブ選びからメンテナンスまで、なんでも相談できるようお客様とのコミュニケーションを大切にしていまして。私自身も高校野球や社会人チームでプレーした経験があるので、子どもたちの気持ちに寄り添いたいと考えています。
 
亀山 頼もしい限りですね。サポートする側ならではのやりがいも多いのでは?
 
藤岡 やはり、当店でグラブを購入した子どもたちが、甲子園や大学野球で活躍する姿を見たり、結果を報告に来てくれたりすると嬉しいですね。当店のモットーは「野球がもっと好きになれる店」なので、これからも野球を楽しむ人をさらに増やしていきます。
 
亀山 お話をうかがい、良い道具を使う喜びを子どもたちに提供することで野球を好きになってもらう仕事があるのだとあらためて実感しました。私も指導を通じて、野球好きな子どもたちをもっと増やしていきたいと思います。野球人口が減少していると言われる中でも、野球のおもしろさを伝えていけるよう、お互いに頑張りましょう!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
当店で道具を購入してくださった子どもたちが、大舞台で活躍する姿を見ることですね。それが私にとっての大きな喜びであり、この仕事の楽しみでもあります。
(藤岡東家)
 

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