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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

対応力と提案力が強みの
外構デザイン&施工会社

 

顧客の将来的なライフプランを見据えた提案

 
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濱中 先ほど御社のホームページを拝見いたしました。大手ハウスメーカーさんのお仕事に携わるなど、数々の実績を積んでこられたんですね。
 
亀岡 はい。本当にありがたいことに、これまでエクステリアに関するコンテストでの入賞や、優秀な技能者に対する表彰をいただいてきました。また、分譲地における街並みのデザインを監修する仕事や施工などを担当させていただいた経験も、私自身にとって非常に大きな糧となっています。
 
濱中 素晴らしいですね。これまでの実績は、まさに努力の結晶だと思いますよ。そんな亀岡社長が仕事の中で大事にしていることも教えてください。
 
亀岡 お客様のご要望やご意見などを丁寧にヒアリングしたうえで、最適なプランをご提案することを大事にしています。お客様の中には、実現したいエクステリアのイメージがご自身の中で固まっておられる方もいらっしゃれば、どのようにすれば良いかわからないという方もいらっしゃいます。そこでまずは、お客様のお話を詳しくお聞きしたうえで、CADを使って図面に起こし、視覚的なイメージをもとにして再び話し合うこともありますね。
 
濱中 なるほど。お客さんによっては、ご自身が持っているイメージや要望なども千差万別でしょうからね。
 
亀岡 おっしゃる通りです。そのお客様のライフプランや、家族構成の変化によってもデザインや設計が変わってきますので、固定観念にとらわれないご提案をしなければなりませんね。例えば、お子さんが独り立ちして将来的にはご夫婦だけで住もうと考えているという方でも、もしかしたらお子さんが折ある毎にご実家に遊びに帰って来られるかもしれません。そのような場合に、あらかじめ駐車スペースを二台分用意しておくといったことも考えられます。
 
濱中 私が家を建てた時は、妻と子どもを合わせて家族4人を想定して部屋数などを決めました。ところが、ちょうど家を建て始めた頃に妻の妊娠がわかりまして、1人増えることになったんです。長い人生のうえでは、本当に何があるかわかりませんから、さまざまなケースを想定しなければなりませんね。
 
顧客のライフプランを見据えた施工を実施
顧客のライフプランを見据えた施工を実施
亀岡 本当にそう思いますね。また、中にはしっかりとイメージをお持ちのお客様もいらっしゃるものの、どうしても立地条件や建材の強度・使い勝手などの面から、デザインや設計を変えなければならないケースもあります。その場合も、まずはお客様のご意見を受け入れたうえで、プロとしての目線からの意見をはっきりとお伝えしつつ、お客様のご希望とすり合わせながらご提案しています。それに、私の妻も仕事を手伝ってくれていまして。一般のお客様に近い目線、女性ならではの目線で「お客様が考えていらっしゃるのは実はこういうことじゃないか」などと助言をくれることもあるので、私も非常に助かっているんですよ。
 
濱中 プロの視点で考えると当たり前のことでも、お客さんには理解しづらいかもしれない。そうしたところについて奥様がお客さんの思いをかみ砕いて伝えてくれるのは、亀岡社長にとっても、非常に心強いでしょうね。