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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

体と心を深部まで癒やす リラクゼーションサロン
リラクゼーション休 代表 鈴木雄太

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 東京都調布市にあるリラクゼーションサロン、リラクゼーション休さんにお邪魔しています。さっそく、サロン立ち上げまでの経緯から教えてください。
 
鈴木 私はもともと研究者を目指して大学院で論文を作成していました。ところがある日、自分が目の筋肉に関する難病を患っていることを知りましてね。パソコン入力や車の運転など視力に頼る仕事ができないことに悩んでいたところ、たまたま近所にもみほぐしのサロンがオープンしたので、そのお店で働くことにしたんです。すると仕事が想像以上に楽しくて、「この道でやっていきたい」と希望を抱くようになりました。
 
宮地 天職としてリラクゼーションに出会われたのですね。まるで運命のようです。当時から調布市で働かれていたのですか?
 
鈴木 いえ、最初に勤めたサロンは鎌倉市にありました。そこで5年半働いた後、名古屋のサロンに2年ほど勤めまして。今年2024年に結婚したことをきっかけに、この場所で独立したという経緯です。
 
宮地 結婚とサロンのオープンがほぼ同時とは、ダブルの幸せですね! リラクゼーション休さんは、どのようなコンセプトでつくられたのでしょう?
 
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鈴木 私は性同一性障害で、仕事を始めた当初は女性であったため手の感触が女性的で、優しい施術が得意でした。性別移行するうちに筋力が上がり、強めの施術もできるようになって、今では幅広くご要望に合わせられます。特性を活かせられたのかなと思っています。
 
宮地 鈴木代表は語り口も含めて穏やかな雰囲気ながら、力強い施術もできる。いろいろなお客さんのニーズに応えられるんですね。
 
鈴木 多様なご要望に対応したいので、メニュー設定は、あえて「もみほぐし」一つに絞りました。その中でお客様個人のお好みに合わせて、施術を調節したりオプションをご提案したりしているんです。「オイルをつけてほしい」「この部位を長く揉んでほしい」といったお声に柔軟に対応しています。