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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

リハビリで希望を叶える
特化型デイサービス

 
 
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濱中 詳しく教えていただけますか。
 
関口 例えば、急性期の病院に運ばれてくる脳卒中など、発症後、数ヶ月は集中的なリハビリが必要になる疾患は少なくありません。ただし、現在の医療では最大半年までしかリハビリを受けられないという制限があります。急性期病院からリハビリ病院に転院しても時期が来ると出なければならないのです。また誤嚥(ごえん)性肺炎で運ばれてくる方も多くいらっしゃいました。多様な症状に苦しむ患者様と接し、「もっと適切な時期にリハビリを受ける機会を持てれば」ともどかしく思うようになっていったんです。
 
濱中 実は亡くなった父も、病気により嚥下機能が低下して苦しんでいました。
 
関口 お父様のように病気の方、また加齢などの理由から身体を動かす機会が減ると筋肉や心肺機能が衰え、さまざまな身体機能が低下してしまうんです。食べ物を飲み込む力、嚥下機能も低下し、食べ物が気管に入ってしまう誤嚥を起こしやすくなります。この状態が続くと、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高まるんです。急性期病院では状態が刻一刻と変化するため、胃ろうを選択せざるを得ないケースもあります。そういった現状も踏まえ、一人ひとりに寄り添ったリハビリを提供したいと思い、施設を立ち上げました。
 
濱中 自分で食べる喜びは唯一無二のものだ、と父を見ていて思いました。適切な時期にリハビリを受けて、自分の身体を動かし、おいしいものを食べることは人生を豊かにするんだと実感しています。
 
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関口 そうですね。自ら身体を動かし、おいしいものを食べて笑顔になる、そして自分の考えを言葉で人に伝える・・・当たり前の日常です。私たちはその当たり前の中にこそ個性があり、その方らしさが生きると考えています。施設を運営する株式会社ペンタスの社名は花の名前が由来で、その花言葉は「希望は叶う」という意味。ご利用者様一人ひとりが抱く希望を叶えるため、その人らしい生活をサポートすることが私たちの使命だと思っています。
 
濱中 一人ひとりの“その人らしさ”を大切にサポートに努める関口代表のスタンスは素晴らしいと思います。身体機能の回復を促すだけでなく、皆さんの人生そのものを輝かせる原動力にもなっているのではないでしょうか。今後もリハビリを通して、多くの方々に希望と笑顔を届けてください。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
利用者様が楽しいと思うことは、私自身も楽しいと思います。利用者様が元気に通ってくだされば嬉しいですし、この仕事を楽しいと感じますね。
(関口武志)
 

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BPリハデイ神戸/株式会社ペンタス

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