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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

建設工事の業界を支える
施工管理のエキスパート

 

現場での仕事を評価され、厚い信頼を得る

 
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狩野 結心さんは現場での仕事ぶりを評価されたことで、会社設立に至ったとのことでしたね。塩月社長ご自身としては、どのような部分が評価されているのだと思いますか?
 
塩月 一つ目は、職人さんや各業者さんのやり取りに物怖じしないところだと思います。20代の頃から土木建築業界に身を置いているので、常に私よりも年齢も経験も上である職人の方々と一緒に仕事をしてきました。今でも職人さんに叱られることもあるんですよ(笑)。しかし、私にとってはそれが普通のことですから、みなさんに気持ちよく仕事をしてもらえるにはどうすればいいかを優先して考えています。
 
狩野 素晴らしいお考えですね! 塩月社長の管理する現場では気持ちよく働けると職人さんに思ってもらえれば、次の仕事もよりやりやすくなっていくのではないでしょうか。
 
塩月 おっしゃる通りですね。同じ現場で働いていた方にご評価いただけることがとても嬉しいんですよ。二つ目は、プラスアルファの仕事をする点だと思います。というのは、自分自身の役割以外で、何かほかにできることはないか積極的に探して「ここまでやっておきました」ということを積み重ねていくことで、お客様の手の回らなかった部分をカバーできたり、現場に余裕が生まれたりするんです。私がこれまで続けてきたこの部分が評価していただけている実感がありますね。
 
狩野 現場では急なトラブル対応も付きものでしょうから、常日頃から余裕をつくっていくことで、慌てずに対処することができると思います。そのような塩月社長の取り組みによって、「結心さんがいると働きやすい」と評価されるのは嬉しいでしょうね。
 
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塩月 はい。評価していただくことが、また次のご依頼にもつながるので、結心に任せれば安心だな、頼んで良かったなと思ってもらえるよう丁寧な仕事を続けていきたいと思っています。
 
狩野 プロ野球でも周りからの評価はとても重要なので共感しますよ。成果を出して評価を受けることで、試合に出場し続けることができるんです。その成果は、塩月社長も先ほどおっしゃっていたように、自分自身にとって普通のこと、当たり前のことの積み重ねによって生まれるんですよね。野球でも、ものすごい量のトレーニングを、努力と思わずに日々のルーティンとして当たり前にやっている選手がやはり成果を出して、周りから評価されています。業界は違えども、考え方はとても近いと思いますよ。