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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

精神疾患特化の訪問看護 一人ひとりに最善の対応
みつばち訪問看護ステーション/株式会社J-style 代表 実森裕介

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 株式会社J-style(ジェイスタイル)さんが運営するみつばち訪問看護ステーションさん。こちらでは、具体的にどのような看護をなさっているのでしょうか。
 
実森 私が精神科認定看護師の資格を有しており、精神科、特にアルコール依存症に特化した訪問看護を行っています。大阪市淀川区を拠点にしつつ、「利用者様の地域に根ざした支援」を目指して大阪全域に対応しているんです。
 
濱中 利用者さん視点の対応が素晴らしいですね。精神疾患の方の看護となると、対応が難しいことも多いでしょう。
 
実森 確かに簡単ではありません。多彩な知識と現場で培うスキル・経験がないと対応できない領域です。
 
濱中 十分なスキル・経験を備えておられる実森代表の歩みに、がぜん興味が湧いてきました。もともとは野球に打ち込んでいらしたとか?
 
実森 ええ、大学までずっとプロを目指して野球に打ち込んでいたものの、プロの壁を感じ、区切りをつけました。野球に人生をかけてきたので葛藤もあった中、気持ちを切り替え、住宅系の営業職に就いたんです。
 
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濱中 看護職の前は営業職をされていたんですか!
 
実森 はい。休みもないハードな環境で「このままでは倒れてしまう」と転職を考えていた頃、看護師の姉に、勤めながら看護の勉強をできる制度があることを教えてもらったんですよ。そして精神科病院で看護助手として働きながら勉強をして、資格を取得しました。その後も精神科で働き、先ほどお話しした通り、精神科認定看護師の資格も取得したんです。
 
濱中 働きながらの資格取得、尊敬します! ところで、精神科病院で長年キャリアを積まれていた中で独立なさったのは、何か理由があったのでしょうか。