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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

健康寿命を延ばし幸せを! ソウルフードで日本を元気に!
おむすび屋えん/株式会社五徳 代表 井出雄海

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 春香クリスティーン(タレント)
春香クリスティーン(以下、クリス) 京浜急行能見台駅から徒歩3分のおにぎり専門店「おむすび屋えん」。とてもおしゃれな店内ですね。ほんのり海苔や生姜の香りが漂っていて、食欲をそそられます(笑)。どのおにぎりのパッケージもすごくオシャレでかわいいですし、種類もたくさんで驚きです! 定番の「塩おむすび」のほか、「豆乳ツナマヨおむすび」、「干しエビと塩昆布むすび」など、ほかでは見ない具材のおにぎりも気になります。どれが人気なんですか?
 
井出 「醤油麹漬鮭むすび」や「焦し味噌むすび」などが好評ですね。あと、当店はお米のおいしさが自慢なので、クリスさん注目の塩おむすびも皆さんに食べてほしい一品です。
 
クリス お米は私も子どももよく食べるんですよ。お米のおいしさが自慢ということは、何か特別なものを使用しているんですか?
 
井出 ええ、有機JAS認定の新潟産コシヒカリを使用しています。安全で環境にも優しく、お米本来の甘みを味わえますよ。全国でも完全無農薬のお米のみを使用したおにぎり専門店は極めて少ないと思います。
 
クリス 無農薬の野菜を使用したお店には馴染みがありますけど、確かに無農薬のお米を使っているという話はあまり聞いたことがないです。
 
井出 実は無農薬米はお米全体の流通量のわずか1%と言われ、スーパーなど小売店に並ぶこともほとんどないんです。生産者さんが完全無農薬米のJAS認定を受けるまでには最低3年かかり、除草剤など農薬を使わないので相当な労力がかかるため、やりたがらない農家さんが多く、すごく希少なんですよ。だから、当店をスタートするために探していたときもなかなか見つからず、紹介で業者さんとつながれたんです。その業者の社長さんに思いを伝えると、なんと社長さんも過去に同じような店舗を出店しようと思い、諦めた過去があったというんです。そうした経緯もあって、お米を卸してもらえるようになりました。
 
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クリス 井出代表の情熱が、その社長さんとの出会いを呼んだんだと思います。お米以外にもこだわっていることがまだありそうですね。
 
井出 そうですね。例えば塩は、沖縄県の粟国(あぐに)のものを使用しています。具材はどれも鮮度の高いものをそろえ、ご家庭で料理すると時間と手間がかかるメニューが多いですね。でも、おいしいおにぎりを食べてもらいたいので、一つひとつ丁寧に調理しています。