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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域社会の生活を支える
親しみやすい行政書士

 

地域の社会問題に行政サポートで切り込む

 
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緒方 先ほど許認可申請のサポートや民亊法務のサポートなどの業務をしておられるとおっしゃっていましたよね。具体的にはどのような内容なんでしょうか。
 
田口 許認可申請のサポートとは、行政の許可が必要な職業の許可申請の代行支援です。例えば、カフェを開店したいという場合は飲食店営業許可が必要ですし、中古品の売買をする場合は古物商許可が必要といったケースですね。
 
緒方 なるほど。地域で新しく事業を始める方の手助けをしておられるわけですか。民事法務サポートについても教えてください。
 
田口 日々の生活において民法にかかわる全般的なサポートを行っています。その内容は多岐にわたり、さまざまな契約書作成のご相談や相続に関するご相談などが一例ですね。私はその中でも、特に遺言書の作成サポートに力を入れているんです。
 
緒方 遺言書の作成というと、自分の財産をどのように遺族に分配するか、生前に決めておくということですよね。
 
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田口 その通りです。遺言書の作成では、推定相続人が誰に当たるかという相続関係説明図と、お客様の財産がどのくらいあるのかを記した書類と、法律上の要件をきちんと守った遺言を用意する必要があります。また、自分で書くのか公証人と共に作成するのか、さらには作成した遺言書を専門家に預けるか、自宅で保管するかなどを決めなくてはなりません。また最近は法務局による自筆証書遺言書保管制度という制度もございます。こちらの制度はご自身で法務局に出向く必要がありますが、保管制度を使えば遺言書の形式確認の検認手続きを不要にできますし、紛失、改ざん等の防止につながります。ですから、どの手段が最適なのかをお客様ご自身で判断するのは、なかなか困難なんです。そこで遺言書の作成や相続の問題などでお悩みの方のお力になれるよう取り組んでいます。
 
緒方 開業なさってから早くも地元地域への社会貢献を実践なさっておられるとは、素晴らしいですよ!
 
田口 ありがとうございます。当事務所のWebサイトにも相続に関しての記事を多く掲載しています。その記事を読んでご相談のお問い合わせをくださったお客様もすでにいらっしゃいまして。引き続き記事作成にも力を入れ、地域社会が抱える課題にも積極的に取り組んでいきたいですね。