水野　それから小松院長はどのようにして現在のお仕事をしようと思われたのか、その経緯をぜひ教えてください。
 
小松　まずは肥満を解消すべくダイエットに取り組みました。しかしそのときは、ひたすら体重を落とすことだけを考えていて、筋力をつけるためのトレーニングをしていなかったので、ガリガリの見た目になってしまったんです。そこで、本格的に筋トレに取り組むことにしました。
 
水野　筋トレというと、重いものを持ち上げたり、スクワットしたりなど、腰に負担がかかる動きがたくさんありますよね。
 
小松　おっしゃる通りですね。実際、トレーニングに取り組んでいるときにも、またぎっくり腰になってしまったことがあったんです。実はそのときに治療を受けた整形外科さんに、とてもいい理学療法士さんがおりまして。その方に指導を受けながらトレーニングを行い、身体に負担のかからない動き方や痛みへの対処法などを教わりました。そのうちに100kgの重りを担いでスクワットができるまでに体力と筋力が向上し、筋肉をより鍛えて、ボディビルの大会に出場するようにもなったんですよ。身体が楽になるにつれて精神的にも前向きになっていったんです。
 
水野　トレーニングを続けたことで心も鍛えられ、前向きになれたのは素晴らしいと思います！　その後はどうなさったんでしょう？