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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

淡路島産玉ねぎを入れた 旨み抜群のシャリを開発
鮨処 玉心 店主 藤江誠司

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 兵庫県洲本市で2024年7月にオープンした、鮨処 玉心さん。内装もおしゃれで、良い意味で鮨屋さんらしくないカジュアルな雰囲気が素敵です。店主の藤江さんは淡路島ご出身で、お店でも郷土の味が楽しめるとうかがっています。鮨の世界は長いのですか?
 
藤江 鮨の世界に入る前は淡路島のホテルの厨房で働き、25歳くらいから約13年間、高知県の鮨屋で修業させていただきました。その後、淡路島に戻って開業したんです。
 
タージン 高知県もおいしい食べ物が豊富ですよね。玉心さんの一番の特色は何でしょう?
 
藤江 シャリに淡路島産の玉ねぎ「蜜玉®」を使用していることです。前職の鮨屋の大将が高知県産の香り米を入れて特徴を出していたので、淡路島産のもので同様のことができないかと考えました。そこで砂糖を極力使わず、炒めた玉ねぎと昆布でつくったすし酢を入れて、調味料では出せない味を表現しています。
 
タージン 玉ねぎの甘みと旨みを活かした素晴らしい発想ですね!
 
藤江 ありがとうございます。ネタは夏期ならハモ、由良ウニ、アナゴなどが人気です。良いものを安価で召し上がっていただきたいので、淡路島以外の産地からもおいしい魚介を仕入れています。
 
タージン おいしいものを気軽に食べてほしいと。ちなみに、お店で「これだけは食べてほしい」というイチオシは何でしょうか?
 
藤江 やはり、そのお店の腕前や味がわかると言われている玉子ですね。当店では焼きたての熱々を握るスタイルで、注文が入ってから卵を焼き始めます。
 
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タージン 玉子ですか! 熱々を握るというのも珍しいですね。それに、玉ねぎも玉子も“玉”という字が使われていますよね。ひょっとして、玉心さんのお店の名前はここから取ったのですか?
 
藤江 はい。屋号の由来になっています(笑)。当店は決して高級店ではないですが、この先、玉心のこだわりの味を楽しみたいという方が増えていくよう、工夫を重ねていきます!
 
タージン 価格はリーズナブルだけれど、ご自身のアイデアで他店にはない特徴をつくり、シャリというベースの部分で独創性を出していこうとする取り組みはまさに“高級”であり、素晴らしいと思いました。そのこだわりを全国の皆さんに味わってもらいたいですね。今後も誇りのあるお仕事を続けてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
鮨は絶対に廃れることのない日本の文化だと思っているので、鮨に対して誇りを持ち取り組んでいます。それがお客様に伝わり、喜んでいただけた時が嬉しいですし、楽しいです。
(藤江誠司)
 

:: 店舗情報 ::

鮨処 玉心

〒656-0025 兵庫県洲本市本町4-1-32

Instagram
https://www.instagram.com/gyokushin_sumoto2024

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。