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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

サブカルチャーに強い
ユニークな税理士事務所

 

趣味の会話でお客様との心理的距離を縮める

 
いずれは税理士十ヶ条もつくりたいのだそう
いずれは税理士十ヶ条もつくりたいのだそう
水野 これほどまでにご自身の趣味を前面に押し出しておられますから、相談に訪れるお客さんとも同じ趣味の話で盛り上がりそうです。
 
松田 ええ。趣味の話で関係を深めることで、仕事の話にもつなげています。実は私は、動画配信サービスでゲームの実況プレイ配信もしておりまして。お客様に「ぜひ配信チャンネルも見に来てね」と伝えると、実際に見に来てくださることもあるんです。
 
水野 お客さんとプライベートなつながりまでつくってしまうとは驚きです! 配信でもご自身の職業を明かしているんですか?
 
松田 はい。「税務のお仕事待っています!」と配信でも言っています。というのも、私は仕事とプライベートを分けないような働き方を理想としていまして。仕事は遊びのように、遊びは仕事のようにできることを目指しています。今はまだ事例がないものの、ゲームをしながらボイスチャットで税務相談を受けることもできたらおもしろいですよね。
 
水野 ゲームで敵を倒しながらの税務相談とは新しい試みですね(笑)。ほかにも趣味をいかして集客につなげるアイデアがあれば、教えていただきたいです。
 
松田 例えば、テレビゲームの大規模展示会である東京ゲームショウや、同人即売会のコミックマーケットなどのイベントにサークルとして出展するなどですね。いつかは、コスプレをしながら宣伝してみたいです(笑)。
 
水野 私も、知り合いをお手伝いしにサークル側でイベントに参加することがあるんです。会場でも売り上げが伸びたサークルさんの税務や申告に関する悩みを耳にします。コスプレをした税理士さんが会場にいたら、親近感を抱いて相談しやすいかもしれません(笑)。
 
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松田 ぜひご相談いただきたいですね! 税理士や会計士は、お金に関する全般的なお悩みや問題に対してお手伝いする仕事です。イベントでの同人誌頒布やハンドメイド品の販売、動画配信の収益化、eスポーツ大会で選手が受け取った賞金の扱いなど、サブカルチャーの世界でもさまざまな経済活動が行われていますよね。そのような中でクリエイティブな活動をしているみなさんが安心して続けられるよう、同じ趣味を持つ者としてサポートしたいと考えています。
 
水野 アニメやゲームなどの、いわゆるオタク文化も世間に浸透しつつあるとはいえ、なかなか一般に理解してもらいにくい趣味の話も気兼ねなくできて、雑談も楽しくできる税理士の方でしたら、クリエイターのみなさんもリラックスして相談できそうです!