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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

化学屋夫婦が得意を提供 技術顧問と書道デザイン
株式会社totKnow(ととのう) 代表取締役 加藤敏文

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 春香クリスティーン(タレント)
春香クリスティーン(以下、クリス) 埼玉県川口市の株式会社totKnow(ととのう)さん。代表取締役の加藤敏文さんと専務取締役で奥様の加藤みゆきさんにお話をうかがいます。totKnowさんでは、技術コンサルティング、商品販売、書道・デザインとさまざまな事業を展開しているそうですね。
 
加藤(敏) はい。私は化学が専門分野で、前職時代は水中の不純物を除去する水質管理の仕事や消臭剤の開発にも携わりました。新たなチャレンジをし続けたいという思いから退職し、独立して現在に至ります。化学の知識と経験を活かして、現在は主に中小企業の技術顧問として新規製品や既存製品への機能付加などの技術提案を行うほか、ブランディングやお困りごとへのアドバイスなど幅広いサービスを提供しています。また、化学の技術を使った消臭靴下などの商品販売も行っていますよ。
 
クリス 化学は専門性が高いので、経験豊富なプロがコンサルしてくれるのは心強いですね。書道やデザインに関する事業は、加藤専務が担当されているのですか?
 
加藤(み) はい。子どもから大人まで通える書道教室の開催、筆文字を用いたロゴデザイン制作や書作品の提供を主に行っています。私は絵も得意なのでご要望があればイラストを含めたトータルデザインをご提案することも可能ですよ。こう見えて実は私も化学が専門で、以前は化学薬品メーカーで研究員をしていたんです。
 
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加藤みゆき専務による書
クリス えっ! てっきり美術系かと思っていたので驚きました! 何がきっかけで方向転換されたのでしょうか?
 
加藤(み) それはもう「書きたい!」と思ったからですね(笑)。幼い頃から高校生まで書道を続け、その後ブランクを経て再開したらやっぱりすごく楽しくて、とにかく無性に字を書きたくなってしまったんです。仕事中も窓やドアなどを見るとその空間に思わず書でデザインをしたくなってしまうくらい(笑)。それで書道の道での独立を決意し、totKnowを立ち上げました。