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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

助っ人として経営支援を 中小企業の心強い伴走者
ゆあすけっと株式会社 代表取締役/中小企業診断士 浜田穣

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 東京都出身。関西大学卒業後大手旅行会社に入社。8年間、団体営業、ツアーコンダクターとして国内、海外を飛び回る。後に、外資系企業に転職し営業職に従事。入社3年で本社営業マネージャーに抜擢。ファイナンスマネージャへの異動をきっかけに、中小企業診断士の資格を取得した。社内プレゼン中に脳出血で倒れるも、一命をとりとめ社会復帰。ゆあすけっと(株)を立ち上げ、地方を中心に中小企業の経営者をサポートしている。
 
 
 
埼玉県さいたま市を拠点にしている、ゆあすけっと株式会社。「中小企業の助っ人になる」をミッションとし全国各地で中小企業の経営を支えるためさまざまなサポートを行っている。浜田さんは、コンサルタントではなくあくまでも“助っ人”というスタンスで顧客のそばにいることを大事にしているという。そんな顧客の心強い味方である浜田さんに、これまでの歩みや仕事に対する想いについて詳しく聞いた。
 
 
 

病床で中小企業の力になることを決意

 
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インタビュアー 宍戸開(俳優)
宍戸 本日は埼玉県さいたま市にある、ゆあすけっと株式会社さんにお邪魔しています。まずは、浜田さんのこれまでの歩みからお聞かせください。
 
浜田 私は関西大学卒業後、大手旅行会社に入社しました。8年間ツアコンとして、国内海外を回っていたんです。30歳のときに外資系会社に転職しましてね。神戸配属から東京本社に移り、20年以上本社で営業や財務のマネージャーを務めました。
 
宍戸 最初は営業畑を歩まれていたんですね。現在のお仕事をするきっかけは何だったのでしょうか?
 
浜田 40代半ばで、営業から財務本部のマネージャーに異動することになりまして。それをきっかけにFPや中小企業診断士の勉強を始めました。もともと50歳には何らかの形で独立をしようと考えていたので、独立も見据えつつ無事に資格を取得しました。ところが独立に向かう矢先、プレゼン中に脳出血で倒れてしまって・・・。
 
宍戸 それはおつらい状況でしたね。
 
浜田 ええ。そのまま3ヶ月間入院生活を過ごし、病床で「無事に回復できたら、残りの人生は中小企業支援のために生きるので社会復帰させてください」と毎日神様に頼んでいました(笑)。無事に退院することができたので、神様と約束した通り、2019年に独立開業して今に至ります。それまでの自分の経験や人脈を活かして、地方の中小企業や自治体と協力して地域活性化のお手伝いをしています。