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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

神経締めと血抜きを徹底 お惣菜も自慢の鮮魚店!
さかなや ひろさん 店主 粟野博義

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 京都府城陽市寺田西ノ口の鮮魚店「さかなや ひろさん」さんにお邪魔しています。お話をうかがうのは店主の粟野博義さんと奥様の梨江さん。たくさんの新鮮な魚が並ぶショーケースを見ているだけでお腹が空いてくる見事な店舗ですね。どのような歩みで、この素敵なお店の開業に至ったのでしょう。
 
粟野(博) ありがとうございます。私は元和食の料理人で魚をメインに扱うお店におりました。右腕を手術することになり一旦料理を離れ、会社員を経験しましたが、自分の店を持ちたいと強く思うようになり、どうせやるなら魚を使ったお店・・・魚好きの他にはないオモシロイ魚屋をやってみよう! と2023年2月に開業しました。
 
タージン もともと食の道を進まれていたのですね。オモシロイ魚屋とはとても興味深い! ぜひこだわりを教えてください。
 
粟野(博) 信頼のおける漁師さんから直送、天然鮮魚にこだわり神経締め血抜き処理をされた魚のみを販売していることですね。これに特化した魚屋は、全国においてもここだけではないでしょうか。漁師直送だからこそ鮮度はもちろんのこと現地でしか食べられないような珍しい魚も紹介できるんです。水族館で見るような魚も並びますよ。送られてきた魚を見て刺身に、お惣菜にと工夫を凝らしてさまざまな商品にかえていきます。
 
タージン さかなや ひろさんは不思議なほど魚の臭いを感じない鮮魚店だと思っていたんですよ。それは神経締めと血抜きを徹底しているからなんですね。
 
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粟野(梨) ええ、きちんと締めた魚は独特の嫌な臭いがありません。魚を召し上がってもらうとわかるのですが、旨みを強く感じることができます。もう他の魚を口にできなくなるほど味に大きな差が出ます。
 
粟野(博) 私は神経締めと血抜きをした、美しい身と旨みが増した魚を初めて食べた時のおいしさに感動したんです! そのときの魚が忘れられず、魚を扱うならこれしかないと心に決めていました。これらの処理をした魚は数が少ないので、高知県、千葉県、長崎県、熊本県など各地の漁師さんと直に取り引きしています。可能な限りリーズナブルな価格で旬の魚をお届けしていますよ。