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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

フリースクールで発見! 新たな居場所と未来の夢
一般社団法人YUME/YUME School 理事 新美貴大

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 小・中・高校生を対象としたフリースクールYUME School(ユメスクール)を運営する一般社団法人YUMEさん。本日は新美理事と、尼崎校の宮崎航平教室長にお話をうかがいます。事業内容からお聞かせください。
 
新美 さまざまな事情で学校に通うことができない子どもたちに「もうひとつの居場所」を提供するフリースクール事業を2019年よりスタートし、2024年現在、盛岡・関東圏・名古屋・近畿圏で9校を展開しています。
 
狩野 不登校は今や社会問題であり、学校以外の居場所を求める子どもは増えていますよね。ちなみにフリースクールは、学校の代わりに勉強を教えてもらえる場所という認識で合っていますか?
 
新美 個別学習による学び直しなど勉強のサポートはもちろん、所定の手続きを行えば、YUME Schoolに出席することで在籍する小中学校の出席に振り替えることも可能ですよ。当校では勉強だけではなく、あらゆる体験を通して社会のことを学び、チャレンジできる環境を整えています。スポーツや料理、アートの時間に、職場体験や、校外学習でテーマパークに行くことも。遊びに近いことも含めて取り組む中で、同世代はもちろん幅広い世代の人と触れ合い、コミュニケーションの大切さを学べるカリキュラムを組んでいるんです。
 
狩野 自由な雰囲気で成長をサポートしてくれる環境なら、自分らしくありのままでいられそうです。YUME Schoolさんでは、最終的に学校に戻ることを目標にしているのでしょうか。
 
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尼崎校の宮崎航平教室長
宮崎 それはあくまでも選択肢の一つであり、ゴールは人それぞれでいいと思っています。最も大事なのは、「自分がどう生きたいか」。他の誰かと比べるのではなく、本当にしたいことを選択して夢を持って人生を切り拓いていけるようサポートするのが私たち教員の役目だと思っています。
 
狩野 型にはめず尊重して応援してくれる先生方の存在は、子どもたちの大きな自信につながりますね。
 
新美 ありがとうございます。フリースクールを社会にもっと受け入れてもらうためにも、行政と積極的に連携しながら体制を整えていきたいですね。
 
狩野 不登校=悪ではなく、たまたま環境が合わなかっただけ。このことがもっと世間に浸透してほしいですね。選択肢が増えることは子どもや親御さんの大きな救いになると思います。今後も全国に子どもの居場所をつくり、笑顔を増やしていってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
子どもたちと接することで、こちらがサポートをしているようで実はものすごいパワーをもらっているんです。そんな子どもたちを十分にケアするためにも、職員にとっても働きやすい環境づくりは欠かせません。大人も子どもも居心地のいい空気感が生まれれば、自然と楽しく過ごせますよね。
(新美貴大)
 

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一般社団法人YUME/YUME School

〒194-0013 東京都町田市原町田1-3-6
YUME School尼崎校
〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江1-15-3 アミング潮江イースト15-3号棟1F

ホームページ
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