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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ウエイトに頼らないジム
生涯動かせる体をつくる

 

日常に役立つファンクショナルトレーニング

 
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狩野 河内代表はプロのトレーナーとしてゼロからのスタートだったと思います。独立されるまでにどんな準備をされたのか気になりますよ。
 
河内 まずはトレーナーの指導者資格を取ろうと、NSCAというアメリカに本部を持つ老舗団体の認定試験を受けました。出題傾向も調べて自信を持って会場へ行ったものの、勉強していたところが一つも出題されなかったんです(笑)。それでも、自分のトレーニングを重ねる中で知らないうちに知識が身に付いていたらしく、何とか合格することができました。
 
狩野 合格できたのは河内代表の実力の証明と言えますよ。権威ある資格をものにして、いよいよオープンしたREIさんではどのようなトレーニングを提供しているのでしょう?
 
河内 REIはいわゆるパーソナルジムではありながら、見ておわかりのように、大きな器具やマシンはありません。私が行っているトレーニング方法は変わっていて、ウエイトで負荷をかけなくても、畳一畳ぶんのスペースがあればしっかり体を動かして追い込むことができます。
 
狩野 ウエイトトレーニングを避けたのは、何か理由があったのでしょうか。
 
大きな機器やマシンは使わずに動ける体づくりを実現
大きな機器やマシンは使わずに動ける体づくりを実現
河内 “筋肉を付けても使えなければ意味がない”というのが私の考えで、あくまで動ける体をつくるのが目的でしてね。そうして取り入れたのがファンクショナルトレーニングという方法です。体と関節をみっちり動かすことにより、スタミナがつき、けがをしにくい体になっていきます。肩凝り、腰痛も改善できて、日常生活を健やかに過ごすのにもってこいです!
 
狩野 さっきのお父さまのお話を踏まえると、河内代表がなぜ重たい筋肉を身にまとうためのトレーニングではなく、動ける体づくりを目標にしているのかがわかりますね。ところで、現在の会員さんはどんな目的を持って来られている方が多いのでしょう?
 
河内 一番多いのはダイエットですね。今まで進んで運動をしたことがない、できればしたくないとおっしゃる方たちも多いです(笑)。50代や60代の方もいらっしゃいます。これから高齢期へ向かうに当たり、10年後の体づくりを意識して来られていますね。ほとんどは女性の会員様です。