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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

運動やスポーツを通じて 子どもの成長をサポート
こどもサポート株式会社 代表取締役 城戸健一郎

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 鹿児島県出身。学業修了後、教育事業を手がける企業に就職して15年ほど勤務したのち、IT系ベンチャー企業を経て洋菓子メーカーに転職。カスタマーサポートの責任者として長年勤務する間、実子が通う学童施設の野球チームの監督も務めた。その後、子どもたちと触れ合う中で児童福祉事業の運営に興味と使命感を抱いて独立し、2016年にこどもサポート(株)を設立した。
 
 
 
東京都小平市や立川市で児童発達支援・放課後等デイサービス「ハイタッチ!」を運営する、こどもサポート株式会社。代表取締役を務める城戸健一郎氏は、とある少年との出会いをきっかけに、児童福祉事業を手がけることを決意したという。福祉施設に通う障がい児だけでなく、その家族や、従業員を含む多くの人へのサポートを目指していると語る城戸社長に、仕事に対する熱い思いを詳しく聞いた。
 
 
 

元野球少年が手がける運動療育専門施設

 
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インタビュアー 緒方耕一(野球解説者)
緒方 障がい児通所支援事業を手がける、こどもサポート株式会社さん。同社が運営する児童発達支援・放課後等デイサービス「ハイタッチ!」の教室にお邪魔しています。とても広くて開放的なスペースですね。跳び箱やラダーなどさまざまな運動器具があり、体育倉庫のようです!
 
城戸 そうかもしれません(笑)。弊社では運動療育に力を入れており、子どもたちが思い切り体を動かせるように、広いスペースのある教室を自ら設計しました。コーディネーショントレーニングといって、手・足・指など全身を協調させて行う運動が脳の成長も促してくれるんです。例えばこのバランスボールなども、それぞれのお子さんに適したものや好きなものを選べるよう、さまざまな色や形、サイズをそろえています。
 
緒方 バランスボールは野球のトレーニングでもよく使っています。アスリートにとっても身近な運動器具ですね。城戸社長も野球のご経験があるとお聞きしました。
 
城戸 はい。中学・高校時代はプロ野球選手を目指していました。私も鹿児島県出身でして、友人に緒方さんの出身高校である熊本工業高校野球部の方もいるので、ご縁を感じます(笑)。読売ジャイアンツの宮崎キャンプもよく見に行きましたよ。緒方さんがコーチをしていたWBC日本代表の試合も感動しました。
 
緒方 そうでしたか! 同じ出身地で、野球に本気で打ち込んできた共通点があると、親近感が湧きますよ(笑)。そんな城戸社長が現在の事業を始められたきっかけについて、お聞きしていきます!