畑山　大阪市城東区で今年2024年3月に開業された、城東プライマリー整体院の朴院長にお話をうかがいます。朴院長は、理学療法士の資格をお持ちだそうですね。
 
朴　ええ、私はこれまで約14年にわたりクリニックやデイサービスに勤務し、リハビリの現場で経験を積んできました。その中で、もっと患者様のためにできることがないか模索し、代替医療やアレクサンダーテクニークを学んだ後、当院を立ち上げました。
 
畑山　アレクサンダーテクニークとは初耳です。どのようなものなのでしょう。
 
朴　姿勢や歩き方、座り方など体の使い方を見直して不調や痛みを改善する方法です。この技法を学習すると、日常生活の中から体の緊張を解きほぐし、自然な動きを取り戻すことができるようになります。その結果、頭痛・肩こり・腰痛・不眠など、さまざまな症状の根本的な解決が期待できるんです。車で例えるなら、施術は車の整備で、アレクサンダーテクニークは運転の指導、といったところでしょうか。
 
畑山　なるほど。いくらいい車に乗っていても、運転が荒っぽかったらすぐに故障してしまいますからね。最近はスマートフォンの長時間使用による“スマホ首”なんて言葉もよく耳にするので、普段の生活から意識できるのは効果がありそうです。
 
朴　一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせて、理学療法士の技術を活かした施術、代替医療、アレクサンダーテクニークのハイブリッドでアプローチする点が、当院ならではの特徴ですね。