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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

独自の英語教授法を広め
子どもの学習を支援!

 

独自の英語学習メソッドを開発

 
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畑山 英文法は中学から習いますよね。私は当時覚えるのが嫌でした(笑)。
 
バックノー 文法は関係代名詞など日本語で用語を覚える必要がありますからね。夫の英語レッスンでは輝いていたお子様の目も、その後の英文法の授業になると曇っているときがありましたから(笑)。しかも、教室には発達障害のお子様も通っていたので、誰でもついてくることができる内容の授業にしたいのに、文法を取り入れるとハードルが上がってしまう。そこで、教師経験も活かしつつ開発したのが、coLorで英語! です。
 
畑山 普通の文法学習と異なるのはどんな部分なんですか?
 
バックノー 開発時に意図したのは、文法用語を覚えなくても誰にでもわかるメソッドにすることでした。お子様の脳がキャパオーバーにならずに吸収できるよう、無駄を削ぎ落して、誰でもキャッチできるものにしたい。私が英語一筋ではなく音楽の道で歩んできたからこそ、英語教育から余計なものを省き、「これだけは覚えよう」という徹底的に研ぎ澄ました内容のプログラムを開発できたんだと思います。この独自のメソッドは、ゲームなどの遊びを通じて学べて、気付くと英語が身につくようになっています。真のゴールは英語を自由自在に使いこなし、外国人と話す喜びを心の底から感じてもらうこと。そのために、飽きないよう工夫を凝らしたレッスンを提供するのが、このメソッドの特長です。結果として、定型発達でも発達障害でも、英検に合格できるようになりました。「わかりやすい」と評判です。
 
畑山 みんなが英検に合格できるというのはすごいです! 
 
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バックノー ただ英語を話せるようになるだけでは親御さんもお子様も、教室に通っている目的を見失ってしまうかもしれません。だから、わかりやすい目標として英検合格を目指してもらいたいと思っています。やはり、目に見える結果が出ると親御さんも喜んでくださいますし、お子様も成果を感じられるから意欲的に学習に取り組んでくれます。ただ、全員が合格というのはなかなか難しいんです。発達障害の特性を生かして高得点で英検合格するお子様もいれば、その逆のこともあります。そういうお子様にも成長できる道は絶対につくりたい。その思いが、のちに放課後等デイサービスを立ち上げることつながっていきました。
 
畑山 この素晴らしいメソッドを広めるために、講師の育成にも力を注いでいらっしゃるそうですね。
 
バックノー はい。誰もが成果を感じられるこのメソッドを活用する輪を、全国に広げていきたいです。ネイティブ・スピーカーが講師を務める英語教室はたくさんありますから、そのような教室にcoLorで英語! を導入していただきたいですね。シンプルで応用の効く5級、4級、3級の講習を用意しており、要点を絞って知っておくべきことをお伝えする内容なので、それぞれの講義時間は2時間ずつ。ご自身のレッスンの様子を撮影してもらい、その良さを生かした教え方をフィードバックするなど、授業の進め方については細かくフォローしますのでご安心ください!