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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自己受容の力を授ける メンタルヘルスケア
流麗株式会社 代表取締役 吉田真澄

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 石黒彩 (元モーニング娘。)
石黒 神戸市中央区の流麗株式会社さん。「流麗まちゅみ*」というお名前で活動されている吉田社長の笑顔が素敵です! まずはこれまでの歩みを教えていただけますか。
 
吉田 私は好奇心旺盛でこれまでたくさんのことを経験してきました。20年にわたり経理職に携わる一方で、学校関連やまちづくり関連、行政のモニターなどさまざまな活動に参加しました。また、バイクに打ち込んだ時期もありますし、写真、合唱やバンドなどたくさんのことに熱中してきました。
 
石黒 仕事も遊びも全力で楽しんできたことが笑顔の秘訣なんですね! カウンセラーの道へと進まれたのは何かきっかけがあるのでしょうか。
 
吉田 実は、2013年に大病を患ったことで人生や生き方を見つめ直したんです。助けられた意味、なにか使命のようなものがあるのではないかと感じていたところ、身近な人からも同じような言葉をもらったことがきっかけでした。そこから多くの人に会い、一緒に涙したり笑ったりしながらお話をする中で、人に癒しや希望を贈る力があるという確信を得ました。
 
石黒 大病を克服した経験を経て、自分の力を多くの人のために役立てようと思われたんですね。素晴らしいと思います! 活動名にもなっている社名「流麗」の由来も知りたいです。
 
吉田 一番熱く過ごした走り屋時代のチーム名なんです。文字通り美しい調べのようなたおやかさを大切にしたい。大好きな日本の日本人らしい感性や、日本語の美しさも感じる字面。この名前を背負って遠征や交流をしたことで得られたバイク仲間とのさまざまな経験。誇りと愛着を持って掲げ続けてきた名前だからやはりこれしかないと思いました。当時と同様フットワークも軽く、ご依頼があれば県外へも出向きますし、オンラインでも分野や立場や年齢を問わず全国各地の方とご縁を結んでいるところです。
 
石黒 それはとても頼もしい。吉田社長からは何でも受け止めてくださるような包容力を感じます。これまで困っている多くの方が助けられてきたのでしょうね。
 
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吉田 私が心がけているのは否定をしないということです。ありのままをまず受け止める。そのうえで心が軽くなるコツや考え方をお伝えし、そのコツを掴んでいってもらえればと思っています。私自身にも人間関係や生き方の違和感を強くもっていた時期があり、事故や胃がんと命の危機に直面した経験がありました。その時々の気付きや学びと、自分自身を前向きな気持ちへとつなげられた実経験を活かし、固定観念や常識にとらわれることのない、一人ひとりに見合ったサポートをしたい。思ったまま話していただくと3時間以上になることもありますが、時間を気にせず話すことでご自身でも気付かなかった気持ちが出てくることもあります。そんな時には、皆さん本当にお顔が、表情が目に見えて変わるんです。