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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ガラス・フィルム材料の
精密加工機で未来を開拓

 

ガラスとフィルム材料の精密加工機を製造

 
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濱中 独立の経緯をお聞きし、ますます興味が湧いてきました! 事業内容も詳しく教えてください。
 
西島 柱の事業は、ガラスとフィルム材料の精密加工機の製造・販売です。レーザー異形・穴あけ加工機、Ultra-thin Glass(UTG)用カッター、FILM用カッター、LOW-e硝子切断機、車載・特殊硝子切断加工機、直線高速加工実験機など多彩な製品で、お客様の多様なニーズに対応しています。
 
濱中 具体的にはどのような加工ができるのですか?
 
西島 30μの薄いガラスを加工したり、逆に厚いガラスを円形に切ったりと、いろいろな加工が可能です。
 
濱中 高度かつ独自の技術だから、ニーズは右肩上がりで増えそうですね。
 
西島 そうですね。例を挙げると、従来はドリルで加工していた工程をレーザー加工に置き換えるといったニーズが増えています。レーザー加工にすると多彩なメリットがありまして、例えばドリル加工では水を使用するので必ず廃液処理が必要ですが、レーザー加工だと基本的に廃液処理が不要になるんですよ。
 
濱中 コストも工程も削減できるわけですか。エコですし、SDGsを目指す今の時代にうってつけですね。
 
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西島 おっしゃる通りです。ヨーロッパ車のサイドミラーも、一部の車種ではレーザー加工のみでつくれるようになりました。そのため、レーザー加工の実験・研究を続けているメーカーはたくさんあるんです。最近はガラスとフィルムを貼り合わせたハイブリッドな素材も出てきていて、駅のホームドアにも使われています。私たちの製品・技術はガラスだけでなくフィルムも加工できるのが強みで、そういった新しい素材・技術にも貢献できるんです。
 
濱中 まさに未来の技術・製品につながっていく技術というわけだ。素晴らしいです。
 
西島 また、メンテナンスサポートも手厚く行っていますよ。弊社の製品はもちろん、三星ダイヤモンド工業時代に納品した製品のサポートもしっかりと対応しています。
 
濱中 前の会社と良好な関係を築いているからこそできる対応ですよね。ユーザーさんも安心だと思いますよ。