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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

建築にイベント、飲食も
幅広く事業を展開し躍進

 

飲食店経営の経験を活かし、新事業を展開

 
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畑山 大学生時代に飲食店を立ち上げたとの話がありました。実際にやってみてどうでしたか?
 
石丸 難しかったですね。特にビジネスとして軌道に乗せるまでが大変でした。4年間サッカーに打ち込みながら、友人たちと居酒屋の経営にチャレンジしてみたものの、試行錯誤を繰り返していた最中にコロナもやって来てしまって・・・。ただ、その経験が飲食店やバーの経営コンサルティング業につながっていて、さらには、手持ちシーシャをバーに卸す仕事にも発展しました。
 
畑山 なるほど、コロナ禍も重なってしまったんですね。しかしながら、石丸代表のタフさ、転んでもただでは起きない胆力の強さを感じます。その後の展開はどのように?
 
石丸 飲食店の赤字がかさんでしまい閉店を決断しました。喧嘩や仲たがいによる閉店ではないので、いつか再挑戦しようと、ことあるごとにみんなで語っていますよ(笑)。
 
畑山 熱い若人たちの集まりは、聞いていて嬉しくなってきますね(笑)。
 
石丸 サッカーを通じた仲間が多く、そのつながりで増えた仲間も今一緒にやっています。私の一生の宝です。
 
畑山 とても素敵です。それからは順調に今の会社を立ち上げたのですか?
 
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石丸 いえ、親に反対されて就職試験を受け、内定も何社かいただきました。それでも起業への思いが強く残っていたので、在学中に事業を黒字化できたら起業して良いとの約束を、親と結んだのです。それから友人とのネットワークを活かし、個人事業主として建築業界にスタッフを紹介する仕事をスタートさせました。
 
畑山 それで成功して今に至るわけですね。石丸代表のガッツと思い切りの良さが素晴らしいです。年齢のことは言いたくないですけど、若いからこそ挑戦すべきことはたくさんあると思うんですよね。自分も、もう一度ボクシングをと言われたら無理ですから(笑)。
 
石丸 たまたま小学校のアルバムを読み返したら、夢は「プロのサッカー選手と社長になる」と書いてあったんです。それを見て、起業に対しあらためて熱量が加わりましたね。プロのサッカー選手になるには才能が足りませんでした。でも、社長のほうは達成でき、今は次の目標に向かって邁進しています。