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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

職人も自由に営業活動 風通しのいい建設会社
株式会社SK 代表取締役 清山孝伸

 
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インタビュアー 嶋大輔(タレント)
 茨城県古河市で足場工事や外壁・屋根塗装工事を手がける株式会社SK(エスケー)さん。さっそく、清山社長の歩みを教えていただけますか?
 
清山 私は以前、長距離トラックのドライバーでした。ただ、家を空けることが多すぎて家族との時間が取れず、10年ほど勤めた後、妻から「仕事を変えてほしい」と言われるようになりまして。そこで、地元の先輩が経営する足場工事の会社に転職したんです。力には自信があったものの、高いところは苦手で最初は足が震えましたね(笑)。その会社には6年ほど勤め、次第に営業から施工まで自分で行いたいと思うようになり、独立しました。ところが、最初の1年間はまったく仕事が取れなかったんです。
 
 その難局を、清山社長はどうやって乗り越えたのでしょう。
 
清山 ひたすら得意先の開拓に回りました。そうしてようやくいただいた足場工事を一人でやり遂げたんですよ。この最初の仕事がきっかけでご依頼が増え、職人も募集し規模を拡大しまして、この世界に入って12年目の2020年に弊社を創業しました。
 
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 ようやく理想の会社にすることができたわけですね。塗装のお仕事を始めたきっかけはなんでしょうか?
 
清山 実は、独立して初めていただいた足場工事が、ある塗装会社の現場でした。そして、親方が私の仕事を気に入って継続的に依頼をくださったんです。ただ、10年ほどたって親方の体力や営業力も落ちてきました。そこで私は「今まで親方にはお世話になった。これからは私がみなさんに恩返しをする番。ぜひ、うちに来て力を貸してください」とお願いし、スタッフと共に弊社へ迎え入れ、塗装部門を立ち上げたんです。
 
 これは感動的なお話です! 清山社長が人の縁を大切にする方だとよくわかりますよ。
 
清山 ありがとうございます。現在、弊社は足場部門4人と塗装部門3人のスタッフが力を合わせ戸建住宅・集合住宅・商業施設などさまざまな建物を施工しています。また、弊社の大きな特徴は志願する職人には自由に営業活動をさせていることなんです。