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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

楽しむことが上達の近道
幼稚園児からの体操教室

 

挨拶など礼節を教え人間力も磨く

 
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中川 ところで、西岡さんは小学生の頃からボクシングを始めたとお聞きしています。動機は何だったのでしょうか。
 
西岡 最初は親の勧めだったんですよ。ボクシングなんてほとんど見たことがなかったし、殴り合いは怖いので嫌だと言ったものの、ジムに連れて行かれてミット打ちをしたら楽しくてハマってしまったんです。やはり、どんなこともやってみなければわかりませんね(笑)。
 
中川 とても共感できます。実際、きっかけはなんでもいいですよね。当クラブのコンセプトは、「楽しむことが上達への近道」です。新しい技をマスターする、友だちと一緒にいるなど楽しいと感じる内容はどれでも良くて、練習が楽しくなればうまくなり、うまくなったらもっと体を動かすことが好きになる。ですから、とにかく体操を楽しんでもらうことをテーマに掲げています。世界チャンピオンも“楽しい”が原点だったと知れて嬉しくなりました。
 
西岡 現在、大人を指導していても大事なポイントだと感じますね。ところで、中川代表は少人数制の指導にこだわっているとか。
 
中川 おっしゃるとおりです。例えば1クラスに20人の生徒さんがいたとして、私は1対20ではなく1対1を20人分というマンツーマンの意識で指導しています。子どもは自分を特別扱いしてほしいものですから、自分だけを見てほしいという気持ちに応えるため、集団指導でも必ず1対1の時間を設け平等に同じ回数で教えています。
 
西岡 そうすると子どもはさらに意欲が湧きますよね。練習を増やしたいという声もあるでしょう。
 
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中川 そこで、名張教室では土・日にパーソナルトレーニングも行っているんです。難易度の高い技術に挑戦したり、一つの技を徹底的に磨いたりしたいお子さんは、ぜひ、こちらでも汗を流していただきたいですね。
 
西岡 子どもの理解力や実力に応じて、個別に指導してくださるとますます安心ですよ。私はボクシングに打ち込むため地元の兵庫県から東京のジムに移籍し、そこで出会ったトレーナーの指導が運命を変えました。ですから、人生は誰と出会うかがとても大事だとあらためて感じましたね。最後に、中川代表が子どもたちと向き合う姿勢や将来の抱負を教えてください。
 
中川 私の理念はただ体操を指導するだけでなく、挨拶などの礼節も教え人間力を磨いてもらうことです。そして、大人になった卒業生に「SOTO sports clubは本当に楽しかった」と、ふとした瞬間に思い出してもらえる教室にしていきたいですね!
 
西岡 体操が大好きでとても明るいお人柄の中川代表が、自ら楽しみながら指導している様子が手に取るようにわかりました。体を動かすことの喜びを知らない子どもたちのためにも、ぜひこれからも指導を続けてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
SOTO sports clubを立ち上げてから、仕事という感覚がなく、教えることが楽しくて日常生活すべてが楽しくなりました。ですから、仕事を仕事として考えすぎないことが大事だと思います。
(中川純)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 SOTO sports club
■ 名張クラス 〒518-0441 三重県名張市夏見2812
■ 桜井クラス 〒633-0001 奈良県桜井市三輪686
■ 榛原クラス 〒633-0203 奈良県宇陀市榛原長峯615-1
■ 事業内容 体操教室の運営
■ 創業 令和3年9月
■ 従業員数 2名
■ ホームページ https://soto-sportsclub.net/
■ Instagram https://www.instagram.com/soto_sportsclub/