滋賀県でいちごの栽培をスタート
宇野 はい、前職はエンジニアとして会社に勤めていました。もともと両親がお米の兼業農家をしていたこともあり、農業には興味があったんです。最初は農業法人でお米と野菜を育てていたものの、次第に農業への思いが強くなり、一念発起して農業大学校に進みまして。そこでいちごの栽培技術や経営ノウハウを1年間学び、就農した流れになります。現在はいちごとお米の栽培をしていますよ。
畑山 お米も栽培されているんですね! ちなみに、屋号はどういった由来があるのでしょうか?
宇野 このエリア一帯が、もともと志津という地名だったんです。その志津と私の名字を組み合わせて、「しづうのファーム」と名付けました。
畑山 なるほど。語呂がよくて覚えやすいですね!
宇野 ありがとうございます。畑山さんもぜひ、しづうのファームのいちごを召し上がってみてください!
畑山 それでは、赤くて立派ないちごを一粒いただきます――。んー、おいしい! みずみずしくて酸味がほとんどなく、甘みが強いです。とてもジューシーですよ!
宇野 いちごは4品種を栽培していて、畑山さんが召し上がったのが「かおり野」という品種です。酸味が少な目で、甘みとのバランスがいいのが特長なんですよ。