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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

身・心・魂のお掃除処 唯一無二の整体院
株式会社チー神/wellness学芸大学整体院 代表取締役 佐藤智江

 
プロフィール 東京都出身。病気がちだった小学生の時に水泳を始め、社会人1年目まで水泳一色の日々を過ごす。身体を酷使する中、整体師のケアを受けた経験が、整体の道を歩む足がかりになる。仕事と家事の両立を経て、育児が落ち着いたことを機に一念発起。研鑽の末、2002年4月にwellnss学芸大学整体院を開業し、2023年6月に(株)チー神として法人化。現在は整体師および八海山先達として活躍中。【ホームページ
 
 
 
wellness(ウェルネス)学芸大学整体院を運営する株式会社チー神の佐藤智江代表取締役。当初は身体への施術に専念していたが、根本改善を目指すうえで心のケアの必要を感じ始め、さらにはより深いメンテナンスを求め、魂にも注目するようになる。その模索の果てに行き着いたのが、「身・心・魂のお掃除」と題する独自の整体術だ。日々のセルフメンテナンスの重要性を訴えながら、良き伴走者として一人ひとりのスーパーヘルスを支えている。
 
 
 

整体のイメージを覆す、唯一無二の院

 
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インタビュアー 嶋大輔(タレント)
嶋 株式会社チー神さんの運営するwellness学芸大学整体院さんの室内には、癒やし系の音楽が流れていて、心が落ち着きますね! 外観に“魂”や“浄化”という言葉も並んでいたので整体院としては不思議な印象を受けました。こちらは整体院で間違いないですよね?
 
佐藤 紛れもなく整体院です(笑)。リンパケア、動体療法、東洋整体術を駆使して施術をしています。この道21年の経験があるので、安心してご来院ください。
 
嶋 それだけの経験があるなら、頼りになりますね。その施術の腕に、“魂”や“浄化”という言葉がどのように関係してくるのでしょう?
 
佐藤 開業から10年ほど過ぎた頃、身体へのアプローチのみでお客様の悩みを解消するのは難しいと気付いたんです。同じ症状を繰り返してしまう方には“考え方の癖”のようなものがあると感じました。生理学や解剖学だけでは人間の身体は理解できない。それで内面、つまり“心”もケアしたいと思い、心理カウンセラーの資格を取得しました。その後、ある方から「山伏の修行をしないか」とお誘いを受けたんです。
 
 山伏の修行というと、山中に入って人間の潜在能力を引き出すための研鑽を積む、厳しいものだと聞いたことがあります。
 
佐藤 ええ、家に仏壇も神棚もない家に育った私は「心を清める、魂の浄化」と聞いても、半信半疑でした。でも、精神の部分、五感でとらえられない部分が大事だと感じていましたし、修行を続けるうちに「生きているだけでも塵やほこりのようなものが、心や魂に溜まっていく」ことに気付き、山伏の師匠、並びに先輩方のご指導のもと、八海山先達の認可をいただくことができました。魂を浄化すれば心が穏やかになり、無駄な力が抜けていきます。そうすると、血行もよくなり、日々を健康的に暮らせるようになっていくんです。当院では、「身・心・魂のお掃除処」をコンセプトに、“身”は整体、“心”はカウンセリング、“魂”は護摩祈祷を行っています。
 
 身・心・魂をケアしてくれるというのは、佐藤社長のご経験があってこそできるものですよね。従来の整体院とは異なる、唯一無二の院だと思います。