ゆったりとくつろげる隠れ家サロン
鈴木 父も母も美容関係の仕事をしていたわけではないものの、私は子どもの頃から高校生になるまでずっと父に髪を切ってもらっていたんです。それで自然と、いずれは親の髪の毛を切ってあげることが親孝行だと思うようになり、美容師を目指しました。
千葉 とても素敵なエピソードですね。美容師さんは修業も大変だと聞きます。
鈴木 そうですね。美容師免許を取得してサロンで経験を積む中、最初はなかなか思うように技術が磨けず、逃げ出したいと思うような時期もありました。それでも、亡くなった祖母のためにも胸を張れるような美容師になろうと技術を磨いてきたんです。そして10年の経験を経て、当サロンを立ち上げました。
千葉 苦しい思いもあった中、ご家族への思いが鈴木オーナーにとっての原動力だったのですね。それにしても、住宅地に急に現れるシックな外観や流れているジャズが、おしゃれですよね。スタイリッシュな内装も落ち着きます。
鈴木 ありがとうございます。屋号「カノアカイラ」はハワイ語で「自由でおしゃれな」という意味。都会っぽさとノスタルジックな雰囲気、ハワイアンをミックスした空間づくりを意識しているんですよ。ゆったりとした頭浸浴スパのスペースや、キッズスペースも設けるなど、安心できるプライベート空間に仕上げました。