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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

福祉も支えるスタジオ
追懐し絆をつなぐ写真を

 
 
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石黒 お客さんもありがたいと思いますよ。ちなみに、マニュアルや時間などの制限も多い大手の写真スタジオでは難しいような撮影にも対応していただけるんでしょうか?
 
岡崎 もちろんです。つい最近も、お子様の発達障害を心配されているご家族が、ほかのスタジオでは泣いて写真が撮れなかったと、当スタジオに来てくれたんです。私はお母様にその子の苦手なことや得意なこと、大人数やフラッシュは大丈夫かといったヒアリングを丁寧に行い、時間をかけて撮影しました。おかげで楽しそうな笑顔の写真が撮れて、とても喜んでいただきましたね。大手のように撮影に決まったスタイルがない点を強みに、福祉支援にも力を入れているところなんですよ。
 
石黒 福祉の視点を持ち、親身に相談に乗ってくれると心強いですね。今後、ほかに取り組んでみたいことはありますか?
 
岡崎 シニア層の撮影を積極的に行いたいですね。いざというときに備えてきれいな写真を用意しておくためにも、60歳を過ぎたら5年ごとの撮影を推奨しています。私も母の80歳を記念に、全国から家族を呼び寄せて撮影を行い、ミニアルバムを作成したんです。
 
石黒 素敵! 数年前に亡くなった私の祖母は、コロナ禍は会うことも厳しくなり、認知症になってからは笑顔の写真も撮れませんでした。だからこそ、そのお取り組みをぜひ進めてほしいと思います。
 
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岡崎 ありがとうございます。写真は撮れるときに撮っておいたほうが良いですし、家族の絆をより深めることになりますよね。当スタジオのキャッチコピーは、「写真だけではなく思い出を」。撮影の時間が家族の思い出になったとのお声も多く、心から嬉しく思っています。
 
石黒 いいキャッチコピーですね。撮影時はもちろん、家族が集まるまでのドタバタも良い思い出になりますよね(笑)。
 
岡崎 そうなんです(笑)。行事があるから撮影しようと考える方が多いですが、もっと気軽に写真を撮ることを楽しんでいただきたいですね。
 
石黒 今日は、写真っていいものだなとあらためて実感しました。多くの方の元気に直結する素晴らしいお仕事に取り組む岡崎代表を、これからも応援しています。熱いお話をありがとうございました!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
違和感を持ち続けながら仕事をするのはつらいもの。だからこそ、心から「私はこのために生まれてきたんだ」と思える仕事に就くことが大事ですね。あとは過去や未来に振り回されず、その瞬間を精一杯過ごしてこそ、仕事も楽しめると思っています。
(岡崎玲子)
 

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あかねフォト

栃木県宇都宮市

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