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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

訪問看護と栄養指導で 相模原の健康を支える!
トラストリビング合同会社/いちご訪問看護ステーション 代表 安藤勇斗

 
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インタビュアー 宍戸開(俳優)
宍戸 神奈川県相模原市中央区に拠点を置き、いちご訪問看護ステーションを運営するトラストリビング合同会社さん。安藤代表が独立するまでの歩みからお聞かせください。
 
安藤 私は事務職で地域の病院に長く勤務し、裏方として医事課長、総務課長などを務めてきました。人の役に立てる仕事は毎日が充実し、病院という職場も好きだったものの、多くの患者様の主な療養場所は“自宅”であることから、住み慣れた自宅での療養サポートがしたいと考えるようになりました。そこで、弊社を立ち上げ今年2023年4月から訪問看護を始めたところです。
 
宍戸 安藤代表ご自身は、経営に専念していらっしゃるんですね。
 
安藤 おっしゃる通りです。弊社は、看護師で訪問看護の経験も豊富な私の妻と二人三脚で創業しました。現場は、妻と3名の若手看護師に任せています。利用者様はご年配の方から若い方までさまざまです。相模原市内を中心に町田市、八王子市までをエリアにしています。
 
宍戸 高齢化が進み訪問看護の需要も増えています。社会に必要とされるお仕事だと常々感じていますよ。
 
安藤 確かに需要の高まりは日々感じています。また、スタッフから「利用者さんが満足してくれた」「喜んでくれた」と報告を受けたり、ケアマネージャーさんや病院から、「いちごさんに頼んでよかった」とおっしゃっていただけたりするとやりがいを感じますね。スタッフが褒められると私も嬉しくなりますし、リピートのご依頼をいただけるとさらなるやる気につながります。
 
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宍戸 スタッフさんを大事にしなければ、現場で良いパフォーマンスはなかなか発揮されないでしょう。看護師さんの気持ちまで考えてくれる、いちご訪問看護ステーションさんが働きやすい職場だとよくとわかりますよ。それに、まずは順風満帆な船出で本当によかったですね。
 
安藤 ありがとうございます。ただ、訪問看護ステーションの多くは理学療法士を雇用し利用者様にリハビリも指導している中で、弊社は人材不足で理学療法士によるリハビリをご提供できていないんですよ。ここが私たちの課題です。一刻も早く理学療法士を加え業務の幅を広げる予定です! 現在は、栄養指導を手がけている点が弊社の付加価値となっています。