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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

デザインから施工まで ワンストップの庭づくり
杢庭 代表 營田浩一

 
プロフィール 長野県出身。高校時代の恩師の影響で、造園の道を志す。東京農業大学卒業後、造園会社の立ち上げに創業メンバーとして関わり、デザインから施工までをワンストップで行える技術を身に付ける。2023年に独立し、杢庭を設立。これまで培ってきた技術力と対話力を活かした杢庭・營田スタイルの庭づくりは、顧客から絶大な信頼を寄せられている。【ホームページ
 
 
 
一つひとつ違う杢目(もくめ)のように、顧客にとって唯一無二の庭をつくること。それが、杢庭、營田浩一代表の信念である。庭は、その家の“顔”と言っても良いだろう。顧客の要望やこだわりに合わせて、理想の庭をどのように実現するか。そのすべてが、營田代表の腕にかかっている。人間と同じように、樹木にも個性がある。その個性を最大限に引き出し、魅力ある庭をつくることが營田代表の職人としての喜びであり、やりがいだ。
 
 
 

デザインから施工まで、すべてワンストップ

 
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インタビュアー 嶋大輔(タレント)
嶋 本日は、造園工事やエクステリア工事などを通じておうちの“顔”をつくっていらっしゃる、杢庭の營田代表にお話をうかがいます。事業所名に使われている“杢”という字は珍しいですね。
 
營田 “杢目”の“杢”が由来です。木の杢目は材面に現れる複雑な模様のことを指し、一つひとつが違うでしょう? お客様にとってオンリーワンの庭をおつくりする、という意味で杢庭という名前にしたんですよ。
 
嶋 なるほど、含蓄のある社名だ。營田代表は、造園業界でお仕事をされて長いんですか?
 
營田 ずっと造園業一筋でやってきました。実は、私は農業高校出身でしてね、そのときに出会った恩師が造園に造詣が深い方だったので、私も造園に興味を持ったんです。そして、高校卒業後は東京農業大学に進学し、造園を学びました。大学卒業後に入社したのも、もちろん造園会社です。創業メンバーの一人として、立ち上げも行いました。
 
 造園とともに人生があると。独立された経緯が気になりますね。
 
營田 もともと、いつかは独立したいと考えていましてね。昔から打ち合せから施工まで一貫できる形を考えていました。利益よりもお客様が満足のいくお庭をご提供したい。その気持ちが強くなったのが大きなきっかけです。