タージン　女性客のみを対象としている点は、他の院との差別化になる強みですよね。そもそも、どのような経緯で現在のスタイルに至ったのですか？
 
岩渕　鍼灸整骨院や整形外科などで経験を積んできた中でずっと感じていたのは、女性には疲れている人がたくさんいるということです。生理や更年期、妊娠、閉経などさまざまな体の変化を経験しながら、仕事や子育て、家事などで多忙な日々を送っておられます。私自身も子を持つ母親として同じような境遇でした。そんな頑張っている女性たちを応援するため、ひとときでも和んで癒される場所をご提供したく、このような体制にしたんです。
 
タージン　“母は強し”という言葉もありますが、昔から女性は、身体的にも社会的にも大きな負担を押し付けられてきたのかもしれませんね。岩渕代表も女性として同じ境遇だったとのこと、とても説得力があります。
 
岩渕　日々1人で何役も担っている女性がまだまだ多く、気苦労は絶えません。ストレスから心身のバランスを崩される人もいらっしゃいますから、鍼灸などを利用して定期的にメンテナンスし、整えることが大切だと思います。
 
タージン　そんな時、まさになごみかさんの出番ですね。お仕事ではどんなことを大切にされていますか？
 
岩渕　丁寧なヒアリングとオーダーメイドの目的共有です。お客様によってそれぞれ違うお悩みをお持ちなので、その方にベストな施術を提案し、理想のゴールを一緒に目指しながら着実に歩んでいきます。
 
タージン　地域の女性は、岩渕代表のような人がいてとても心強いと思います。ところで先ほど少しお話に出た「かっさ」は、石で肌に刺激を当てるものですよね？