電気工事の楽しさを知り独立を決意
大羽 私は生まれも育ちも大垣です。高校を卒業し運送会社に就職し、2年間経験を積んだのち、大工を3年、型枠大工を5年勤めました。当時は型枠大工で独立を目指していたものの、なかなかビジョンが見えず悩んでいたんです。やがて、休みの日に義理の弟が経営する電気工事会社を手伝うようになりました。
矢部 そのチャレンジが、大羽代表の人生を大きく変えたわけですね。
大羽 ええ。電気工事の楽しさを知り将来に手応えを感じた私は、3年で独立すると決めて修業を続け、2019年に弊社を開きました。ありがたいことに、当初から名古屋にある大手企業の工場で専属の仕事をいただくことができたんですよ。
矢部 まさに順風満帆なスタートですね。その頃はお一人だったのでしょうか。
大羽 そうなんです。いずれは人を増やし事業を拡大するビジョンを持っており、今年2023年になってようやく2名のスタッフを雇用しまして。一人は37歳の私より1歳年上、もう一人は33歳で、どちらも未経験者だったものの、とても頑張ってくれています。電気工事の仕事は人材が宝物です。おかげさまで、お引き受けできる仕事の幅が広がり規模も格段に大きくなりました。