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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

丁寧で繊細な解体工事で 建物に新たなスタートを
株式会社森下工業 代表取締役 森下博斗

 
プロフィール 静岡県出身。15歳のときに友人に誘われたことから解体業の道へ。11年にわたってさまざまな仕事経験を積み、その後、2023年3月に(株)森下工業を設立した。独立後は会社の業務拡大を念頭に置きつつ、解体工事のイメージを変えるべく、女性スタッフを積極的に雇用するなど新たな取り組みを行う。解体業ひと筋に歩んできた実績は社内外問わず、厚い信頼を得ている。【ホームページ
 
 
 
大型重機を駆使して派手に壊すイメージの強い解体業。だが株式会社森下工業の森下博斗代表取締役は、「壊さない部分の見極めが大切」と語る。その言葉が示すように、解体は実は繊細な仕事だ。森下社長は仕上がりにこだわりを持ち、解体から施工まで一括して担える受注体制を目指している。スタッフは20代中心で活気に溢れ、チームワークも抜群。なおかつ女性も存分に活躍できる、先進的な会社の在り方に迫った。
 
 
 

解体業のイメージを覆す若さと女性スタッフ

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 解体工事を手がける森下工業さんは今年2023年3月設立のフレッシュな会社だそうですね。森下社長もはつらつとした印象です! こちらは、若いスタッフさんが多いとか?
 
森下 ええ、28歳の私も含め全員20代です(笑)。私の同級生が集まってくれていて、女性のスタッフもバリバリ働いているんですよ。
 
水野 えーっ! 私は身内に建設関係が多く、この業界は年齢層が高めだと認識しているので驚きました。女性スタッフさんの存在も珍しいですよね。
 
森下 みんな頼もしい仲間です。現場作業の後でも安心して車の運転も任せられるので助かっています(笑)。
 
水野 信頼できる仲間同士だと、現場で集中しやすく作業効率も良さそうです。ちなみに、森下社長ご自身は何がきっかけでこの業界に?
 
森下 15歳のとき友人に誘われて解体業界に入り、11年の修業を経て独立しました。解体工事に携わって14年目ですね。これまでのキャリアで培った知識と技術を活かし、一般的な解体工事や内装解体のほか、斫り工事、不用品回収なども行っていますよ。
 
水野 若くして大ベテランですね、頼もしい! 解体とひと口に言っても多岐にわたりますよね。各業務内容について、詳しくうかがっていきましょう。