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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

若いスタッフが活躍する
高い技術の溶接工事会社

 

技術力の向上のため独自に研究を重ねる

 
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岩崎 高速道路の橋梁部分やシールドマシンの溶接など、いずれも専門的で高度な技術を要する工事ですよね。そうした技術をどのように身に付けてこられたのか、これまでのご経歴をうかがいたいと思います。山本社長はもともとこの業界でお仕事をしてこられたんですか?
 
山本 いえ、実は20歳になったばかりの頃は接客業をしていたんですよ。それから知人の紹介などもあって溶接工事の会社に転職し、職人としての知識や技術を学んできました。
 
岩崎 最初は接客業をなさっていたんですね! 山本社長は物腰も柔らかくて、とてもお話ししやすい印象を受けました。どこか物静かな方が多いような、昔ながらの職人さんのイメージとはまったく異なりますね。
 
山本 ありがとうございます。若い頃はロックバンドを組んでいてギターを弾いていたので、そのときの経験も一般的な職人とは異なる印象につながっているかもしれませんね。
 
岩崎 なるほど。だから見た目の印象もすごくスタイリッシュな雰囲気なんですね! 転職してからはずっと溶接工事を行ってこられたわけですか。
 
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山本 はい。この仕事に出合ってからは業界一筋に取り組んできました。私が入った当時は、いわゆる職人の世界の雰囲気がまだまだ色濃く、仕事も先輩から教えてもらうのではなく、“見て覚える”ものでした。この業界で長く仕事をしていくには、とにかく高い技術を身に付けなければならないと考え、技術力の向上に努めてきたんです。
 
岩崎 職人さんの厳しい世界の中で、相当な努力をしてこられたんですね。
 
山本 ええ。私はとにかく負けず嫌いで、熟練の職人が多くいる現場で「若いから仕事ができない」と思われたくなかったんです。それでさまざまな現場で、先輩の職人が手がける施工をよく観察しました。腕の良い職人が行う施工でも、その人のクセなどもありますし、その方法が必ずしもほかの人に向いているわけでもありません。そこで、自分に合った方法や良い技術を取捨選択して、自分なりに研究しながらノウハウを積み重ねてきました。
 
岩崎 とても研究熱心で素晴らしいですね! ご自身が良いと思った技術を多種多様な現場から吸収し、徹底して技術を磨いてきたからこそ、現在のお仕事に結びついているのだと思います。