インタビュアー 水野裕子（タレント）
藤澤 ありがとうございます。当店は2021年8月にオープンしました。コロナ禍でも、気軽に外食を楽しめる店舗を立ち上げたいと思いましてね。町田や新宿、横浜まで出かけなくても済むように、地元でおいしい食事を提供し、地域を活性化しようと考えたんです。そこで、手軽なメニューであるおむすびとカフェのカップリングを思い付きました。
水野 食事の後においしいお茶も楽しめるとは素敵ですね。そのほかにも、EMMUSUBIさんには、藤澤社長のこだわりが詰まっているとか。
藤澤 当店のテーマは、エコロジカルライフ＆サスティナビリティ。SDGsの中でも特に身近な食品ロスを減らすため、おむすびに着目したという経緯もあるんです。また、衛生面にも細部まで気を遣っているんですよ。当店のおむすびは菌を付着させないために、手で握っておりません。おむすびの中に具は入っておらず、お客様自身で好みの具をトッピングして召し上がっていただくんです。
水野 これは驚きました！ 今までになかったまったく新しい飲食店ですね。
カフェの外観は落ち着いた雰囲気
水野 衛生面だけでなく、健康面での配慮もされているのはありがたい限りですよ。ところで、店内は真っ白な内装で包み込まれるような雰囲気ですね。お客さんが気持ち良く過ごせるお店だと感じました。
藤澤 ありがとうございます。まさに、水野さんがおっしゃるようなお店づくりを目指しているんです。当店のコンセプトは、“コンセプトを持たないこと”。自分たちがやりたいことを押し付けるのではなく、お客様に合わせて何色にでも変われるお店を目指しています。ですから、飲食だけでなく癒しや自分磨きなど、この白い空間を自由に使っていただきたいですね。
