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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家族のような信頼関係で 成長を続ける建設業者
矢崎建設 代表 髙梨拓哉

 
プロフィール 中学卒業後、父が営んでいた土木工事の仕事を手伝うようになり建設業界に携わる。その後、いくつかの会社で経験を積み、建設工事の技術とノウハウを学んだ。2014年に独立し、土木工事や建物の基礎工事、建築工事などを手がける矢崎建設を創業。現在は事務担当として現場を支える妻と6名の職人たちと共に、自らも率先して現場に出るなど業務を行っている。【ホームページ
 
 
 
静岡県富士宮市で土木工事を中心とした建設業を手がける矢崎建設。代表を務める髙梨拓哉氏は、10代から建設業に携わってきたベテランの技術者だ。経営者である立場でありながら率先して現場での作業を行い、若い職人たちの手本となって彼らを導いている。スタッフたちとの強固な信頼関係を築き上げ、成長を続ける矢崎建設。そんな同社を率いる髙梨代表の仕事に対する熱い思いを聞いた。
 
 
 

実績を上げ続ける建設会社

 
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インタビュアー 鶴久政治(ミュージシャン)
鶴久 矢崎建設の髙梨代表にお話をうかがいます。まずは、髙梨代表の歩みからお聞かせください。
 
髙梨 私の父が土木工事の職人でして、中学校を卒業後に父の仕事を手伝う形で建設業界に入りました。しばらく父のもとで修業を積み、ほかの職種もいろいろと経験してみたいと思い、いくつかの建設会社で技術とノウハウを身につけました。
 
鶴久 早くから現場を経験なさってこられた大ベテランなんですね。独立なさったのはいつ頃だったんですか?
 
髙梨 2014年ですね。ちょうど妻と結婚したばかりで、年齢も30歳を過ぎた頃でしたので、一念発起の気持ちで起業しました。
 
鶴久 となると、今年で9年目ですか。独立当初は何かと大変だったことでしょう。
 
髙梨 はい、最初は右も左もわからず大変でした。それでも初めのうちは父も手伝ってくれたこともあり、徐々に軌道に乗り、現在では大手企業のクライアントさんからご依頼をいただくようになったんです。おかげさまで仕事も途切れずに今日まで続けてこられました。
 
鶴久 それは素晴らしい! そんな矢崎建設さんがどのような会社なのか、詳しく聞いていきましょう。