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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

心を込めた電気工事で
見えない場所こそ丁寧に

 

使いやすくて修理しやすい配線を提案する

 
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矢部 電気と住まいの悩みをオールマイティに解決してくださる柚木代表は、とても頼もしい職人さんですね。そんな柚木代表が現場で心がけていることは何でしょう。
 
柚木 電気の配線は最終的に壁の中に隠れますが、私は見える部分だけきれいにするのではなく、見えないところこそ丁寧に仕上げることをモットーにしています。というのも、実際、現場では私の前に施工した職人のいいかげんな仕事もたくさん見てきました。スイッチが曲がっていた、コンセントの位置が不自然だったなど、世の中にはあり得ない工事をする職人もいるんですよ。でも、電気の配線は修理で別の職人が手を入れることもあります。だから、同業者に見られても恥ずかしくない施工をする。これが、私の心がけていることです。
 
矢部 私も斜めになっているコンセントを見たことがありますよ。そういう雑な仕事をしないことは電気工事の基本です。また、お客さんとの打ち合わせも欠かせないのでしょうね。
 
glay-s1top.jpg こだわりを感じるご自宅兼事務所
こだわりを感じるご自宅兼事務所
柚木 矢部さんのおっしゃる通りです。注文住宅はお客様と建築士が相談してコンセントの数や位置を決めているものの、やはり、建築中の住まいを見ると「ここにもコンセントが欲しい」「少し位置をずらしたい」というご要望が出てくるんです。また、私のほうが「コンセントの場所が不自然だ」「故障したときに大変だ」と感じることも。そんなときは積極的にお客様にご提案し、使いやすく修理しやすい配線を実現していきます。
 
矢部 私は照明が重要なバーを経営していますし、自宅でもライティングにこだわっているんですよ。住まいの空間は灯り一つで居心地や雰囲気が大きく変わります。在宅が増えた昨今、私のように照明を大事にする方が増えていると思うので、柚木代表のようになんでも気軽に相談できる職人さんに担当していただけると本当に助かります。
 
柚木 ありがとうございます。さらに、この仕事は協力会社さんや大工など他の分野の職人さんとの連携も欠かせません。横のつながりを活かしてお客様が安心して暮らせる住宅を、心を込めて施工することこそ、私が何よりも大切にしていることです。
 
矢部 誠実な姿勢を貫いて理想の住まいが完成すると、柚木代表も嬉しいでしょうね。
 
柚木 はい、電気工事が終わって最初に灯りを点ける瞬間は大きな達成感があります。無事に工事が完了した喜びで私の心もいっぱいになるんですよ。