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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

高い技術と情熱を持ち 業界を変革する塗装業
カコイ塗装 代表 栫佑樹

 
プロフィール (かこい ゆうき)愛知県出身。16歳で塗装業界に入り、経験を積む。20歳の時に独立し、カコイ塗装として事業を開始。数多くの現場をこなし、実績を積み重ねてきた。仕事への強いこだわりを持ち、寝る前に翌日の現場のシミュレーションを欠かさず行う。高い技術力と細かなコミュニケーションで顧客からの信頼も厚い。【ホームページ
 
 
 
塗装業界では、多くの会社が一次請けや二次請けとして元請けから仕事をもらっている。多重下請構造による弊害も多く、元請けが提示した予算では顧客が本来得るべき品質を提供できない事態も発生している。そうした問題に対し、カコイ塗装の栫佑樹代表は、自ら塗装職人でありながら元請けとして仕事を受注することで、適正価格で高品質な塗装を提供している。そんな栫代表に、仕事や業界への熱い思いをうかがった。
 
 
 

16歳で天職である塗装業と出会う

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 愛知県半田市を拠点に外壁や屋根の塗装を手がけておられる、カコイ塗装さんにお邪魔しています。まずは、栫代表のこれまでの歩みからお聞かせください。
 
栫 学生時代は勉強やアルバイトなど何をやってもうまくいかず、自分に自信を持てずに過ごしていました。ただ、16歳の頃に塗装業の仕事を始めたことで変わりましてね。当初は自宅の風呂場に刷毛を持ち込み練習しながら腕を磨くなど、熱心に修業を積んだ後に、20歳で独立しました。かれこれこの道一筋10年になります。
 
畑山 勉強やアルバイトよりも、塗装業のほうが大変そうなイメージですが、それでも続けられたということは、栫代表の性分に合っていたんでしょうね。
 
栫 そうなんです。始めたばかりの頃は未熟さゆえに時にはお客様から叱られることもあったものの、不思議と続けられています。ですから、この仕事は私にとっての天職じゃないかと思っていますね。
 
畑山 なかなか自分に合う仕事が見つけられない方が多い中、素晴らしいことですよ! 塗装のお仕事のどんなところに魅力を感じていますか。
 
栫 汚れた壁や屋根が自分の手によってきれいに生まれ変わることにやりがいを感じます。よりお客様に喜んでいただけるように、塗装のクオリティを上げていきたいです。