鶴久　東京都八王子市に拠点を置き、外構工事・エクステリア工事を手がける株式会社Luzさんにお邪魔しています。まずは、渡邉社長が独立するまでの歩みを教えてください。
 
渡邉　私の建築業界での第一歩は、型枠工事の職人でした。いとこのお父さんが大工だった縁で飛び込んだんですよ。そのいとこは現在、弊社に勤めてくれています。その後、外構工事とエクステリア工事の会社で16年の経験を積み、個人事業で2017年に独り立ちしました。
 
鶴久　もともと独立願望はお持ちだったのでしょうか。
 
渡邉　それがほとんどなかったんです（笑）。でも、元請けさんから「そろそろ自分でやってみたらどうだ」と背中を押していただいたことがきっかけになりました。当初はなかなかうまくいかずに不安が募り、いつ廃業しようかと考えてばかりでしたね。それでも2年ほど経つと順調に仕事が増え、おかげさまで今年7月に法人化したところなんですよ。
 
鶴久　それはおめでとうございます！　一直線に成長できず苦労を重ねたからこそ、株式会社Luzさんは渡邉社長にとって宝物のような存在なのでしょうね。それでは、あらためて外構工事やエクステリア工事とはどのようなものか教えていただけますか。
 
渡邉　玄関やアプローチ、駐車場、カーポート、門扉、塀、ウッドデッキ、ガレージなど、住まいの中で建物以外の建築工事を手がけるのが外構工事とエクステリア工事です。弊社は、お客様に納得していただけるまで何度でも打ち合わせを繰り返し、プロの確かな技術で機能・デザイン・防犯性に優れた最適な工事をご提供しています。
 
鶴久　なるほど。とても幅広い分野の工事をお任せできるんですね。
 
渡邉　ええ。さらに、今年からスタッフを増やして防水工事も業務に加えました。ベランダなどに施工して住まいを水の浸入による劣化から守っているんです。また、元請けさんからいただいた耐震工事の仕事を協力会社に任せる役割も担うなど、多種多様なスタイルで事業を拡大しているところなんですよ。